Arasが先進的PLMスイートのOEMライセンスプログラムを発表
米国マサチューセッツ州アンドーバー、ドイツ・ミュンヘン、そして日本・東京に拠点を置くArasが、エンタープライズプロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)ソフトウェアにおいて新たなOEMライセンスプログラムを始動させました。これにより、グローバルな独立系ソフトウェアベンダー(ISV)は、Arasの強力なPLM機能を独自のブランド名でライセンス、リブランド、また再パッケージ化することができるようになります。これにより、ISVは自社製品に付加価値をもたらし、マーケットでの競争力を向上させるチャンスを手に入れます。
プログラムの背景
Arasはクラウド時代に適応した先進的なテクノロジーを提案しており、このOEMライセンスプログラムは市場のニーズに応える成長戦略の一環です。IDCのバイスプレジデントであるRobert Parker氏も、「新しい機能を迅速に市場に投入することが、企業に求められる」と述べており、即戦力としてのPLM機能への関心が高まっています。
ISVに大きな利益を促進
Arasのテクノロジーは、ERPやMES、SCMといった他のエンタープライズアプリケーションのプロバイダーにとって、ライバルを凌駕するために非常に魅力的です。時間をかけて一からシステムを構築するのではなく、すぐに収益を生むことができる方法が提供されているためです。Arasのプラットフォームは、既存の製品ポートフォリオとスムーズに統合できるのも大きな利点です。
具体的なOEMパートナーシップの展開
Arasは、すでに複数の企業とOEMパートナーシップを結んでおり、その一例がビジネスアプリケーションソフトウェアのリーダーであるインフォア(Infor)です。Inforは、ArasのPLM機能を活用し、独自ブランドの「Infor PLM Innovator – powered by Aras」として提供します。また、PAC社やCAE社といった企業ともOEM提携を進め、航空宇宙産業や緊急事態管理のシステムにArasのテクノロジーを組み込んでいます。
OEMライセンスプログラムの利点
このプログラムにはいくつものメリットがあります。まず、クラウド対応でモバイル利用も可能なオープンアーキテクチャが特徴です。加えて、1百万行未満のコードで構成された軽量なアプリケーションで、大企業向けに拡張性が高くなっています。さらに、実績のある機能が揃っていて、柔軟なビジネスモデルにより要件に応じた収益化が可能です。
Arasの概要
Arasは、複雑な製品やプロセス構造に悩むグローバル企業向けのPLMソフトウェアプロバイダーであり、世界中の多くの企業がその高い拡張性と柔軟性を評価し、導入を進めています。日本国内にもものづくりやプラント業界のクライアントが多数存在し、Arasのテクノロジーは信頼されています。今回のプログラム実施により、さらに多くの企業がARASを利用することで、製品開発の効率化と収益性の向上が期待されます。
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