徳島市でICOCA導入！交通系ICカードで快適バスライフを実現

徳島市に交通系ICカードICOCAが導入されます

徳島市は、交通局が主導し、徳島バス株式会社と徳島バス南部株式会社と連携して、交通系ICカード「ICOCA」を導入することを発表しました。この取り組みは、運賃支払いにおける利便性向上を目的とし、新たなキャッシュレス社会の時代に対応するものです。

ICOCA導入のメリット

ICOCAの導入により、利用者は現金を持ち歩く必要がなくなり、小銭の準備や両替の手間を省くことができます。これまでの決済方法に加え、ICOCAは全国で利用可能なカードの一つとなり、特に旅行や出張などで他の地域を訪れる際にも便利です。また、ICOCAだけでなく、KitacaやSuica、PASMOなど、全国相互利用が可能な10種類の交通系ICカードが、この新しいシステムで利用できるようになります。

導入時期と詳細

ICOCAの導入は、令和8年の3月中旬を予定しています。これに合わせて、紙の定期券からバスICOCA定期券への切り替えが行なわれます。新しい定期券は、従来の紙券ではなく、バスICOCAとして利用することが可能です。

使い方ガイド

利用可能路線

- 徳島市バス及び徳島バス株式会社が運行する全路線（高速バスを除く）
- 徳島バス南部株式会社が運行する丹生谷線

カードの購入方法

ICOCAカードは、各販売窓口で現金をチャージして購入できます。カード購入時には500円のデポジットが必要ですが、カードを返却する際にこの金額は返金されます。

バスでの使用方法

1. バス乗車時、整理券発行機近くのICカードリーダーにタッチします。
2. 降車時、運賃箱近くのICカードリーダーに再度タッチします。

複数人での支払い、または特別な割引が適用される場合は、降車前に運転手にお知らせください。

スマートフォンでのICOCA利用

スマートフォンをお使いの方には、モバイルICOCAやApple Payを利用することで、カードを持たずにICOCAを利用することができます。アプリをダウンロードすることで、手軽に利用が可能です。

定期券について

新しく導入されるバスICOCA定期券は、これまでの紙券に代わるもので、定期券内容は印字されません。そのため、定期券購入時に発行される「バスICOCA定期券内容控」を大切に保管し、持ち歩く必要があります。

また、金額式定期券が導入され、乗車区間の指定が不要となります。片道運賃の範囲内であれば、どの区間でも利用可能になります。

また、Web定期券サービス「iCONPASS」を利用することで、窓口に行かなくても定期券を購入することができます。保護者が子供の学生定期券を手軽に管理できるのも魅力です。

回数券の販売終了

ICOCAの導入に伴い、現在販売している紙の回数券も販売終了となりますが、すでに購入した場合は当面使用が可能です。これにより、デジタル化を進め、より便利な交通環境を整えていくことを目指しています。

この新しい交通系ICカードICOCAの導入で、徳島市の交通利用が一層便利になります。ぜひこの機会に、キャッシュレスの快適さを体験してみてはいかがでしょうか。