新型コロナと採用
2020-04-30 15:00:12

新型コロナウイルスが新卒採用活動に与えた影響とは

新型コロナウイルス禍における採用活動の実態



新型コロナウイルスの影響が続く中、企業の新卒採用活動はどのように変化したのでしょうか。専門学校生向け就職支援サイト「CareerMap」が実施した調査から、その実態が浮かび上がってきました。

調査結果の概要



2020年4月14日から21日までの間に実施されたこの調査には、929社からの有効回答がありました。その中で、58%の企業が予定通りの採用活動を続けていると回答。新型コロナウイルスの影響を受けた企業は89%に達しましたが、ほとんどの企業が何らかの形で採用活動を継続していることが分かりました。

しかし、業界別に見ると、その影響は一様ではありません。例えば、フード・ホテル業界では54.6%が採用活動の見合わせを余儀なくされており、特に厳しい状況にあることが窺えます。

学生の動きと企業の課題



調査結果によると、選考活動を行う企業の中には、まだ応募がないとする企業が43%に上っています。これは、学校での説明会やガイダンスが中止されていることが大きな要因です。学生たちも情報収集が難しい状況の中、応募行動に移れない企業が多いと言えます。例年よりも1〜2ヶ月遅れる可能性が高く、もし緊急事態宣言がさらに延長されれば、その影響は無視できないでしょう。

企業の新たな取り組み



一方で、採用活動を好機と捉える企業も多く、43%が新たなアプローチを模索しているとの結果が出ています。特に、オンラインでの採用活動が推進される中、地理的な制約を克服しやすくなったという声があります。オンライン企業説明会や見学が可能になることで、採用の幅が広がり、前向きに活動を行う企業が増加しています。

採用担当者の声



実際、採用担当者からは、オンライン化の導入が進められる必要性や、企業の理念やビジョンを明確にする重要性が指摘されています。また、就職フェアの中止がネットでの広報活動の重要性を高めています。これからの新卒採用は対面の機会が減るかもしれませんが、その中でも新しい形を模索する企業が着実に増えているのです。

学生へのメッセージ



最後に、就職活動中の学生に向けた採用担当者からの応援メッセージも紹介します。「この困難な状況を乗り越えた先には新しいチャンスが待っている。今が成長のきっかけになる可能性もある」との言葉が、学生たちの背中を押しています。職業選択に不安は尽きないかもしれませんが、自分自身を信じて挑戦することが大切です。

結論



新型コロナウイルスの影響は企業の新卒採用活動に大きな変化をもたらしているものの、その中でも柔軟に対応する企業や積極的に活動を進める企業が増えていることが確認されました。今後もこうした取り組みがどのように展開されるのか、引き続き注目が必要です。

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