歴史を感じる新しいイベントが開催される!
2025年11月8日(土)、文京学院大学の人間学部の学生たちが日々の学びを形にする展示イベント「向丘レトロ探訪 秋のミックスペース」が開催される。このイベントは、地域の歴史を問い直し、世代を超えた交流を促進することを目的にしている。
産官学民連携の成果
文京学院大学は、産官学民連携を通じて社会問題を解決するための研究施設「まちづくり研究センター」(通称:まちラボ)を本郷に設け、地域に根差した活動を行っている。今回の「向丘レトロ探訪」は、同センターで開催されることになり、学生たちが地域の住民や団体と連携して企画・立案されたものである。
このプロジェクトでは、学生たちが向丘町の歴史を学びながら、地域のコミュニティとの意見交換を行うことで、地域の魅力を広めていくことを目指している。
昭和30年代にタイムスリップ
展示では、昭和30年代の文京区向丘町にスポットを当て、当時の商店街や地域の様子を伝える資料が展示される。地図や写真、そして地域のお店の情報が一堂に会され、訪れた人々が思わず懐かしさを感じるような体験ができるだろう。
さらに、特に注目されるのは洋服の仕立て屋として知られる「箕浦洋服店」で使用されていた貴重な足踏みミシンが展示され、実際にそのミシンを動かす体験も提供されることだ。これは、来場者にとって手を動かしながら過去を感じることができる貴重な機会となる。
地元の味も楽しめる
また、開催場所であるまちラボ本郷には、1887年に創業し地域住民に愛され続けているおでん屋「呑喜」の店内が再現されたスペースも設置されている。これにより、来場者は当時の雰囲気を味わいながら、世代を超えた交流を楽しむことができる。
このイベントは、ただの展示ではなく、地域に住む人々、特に学生たちと地域住民との交流が促進される場となり、毎年多くの人々が訪れることが期待されている。
参加者の声
「文京学院大学の岩舘ゼミでは、向丘周辺地域のコミュニティ同士をつなぐ架け橋となる人々を増やすべく日々活動しています。このイベントを通じて地域の歴史に触れ、地域とのつながりを深めていただければ幸いです。」と学生たちからも期待感が寄せられている。
イベントの詳細
- - 日時:2025年11月8日(土) 13時00分~16時00分(予定)
- - 場所:文京学院大学 まちラボ本郷(東京都文京区向丘1-19-1)
- - 参加費:無料
誰でも参加できるこのイベントは、地域の歴史と魅力を再発見する絶好の機会だ。世代を超えた交流の場として、ぜひ多くの方に訪れていただきたい。