Oasysとエディア、レトロゲームIPを活用したWeb3市場進出へ!
ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」は、139本のレトロゲームIPを所有する株式会社エディアとの間で、Web3およびグローバル市場における独占的なパートナーシップを締結したことを発表しました。この提携により、エディアが保有するレトロゲームIPがWeb3の世界で新たな展開を迎え、新規ユーザー層を獲得していくことが期待されます。
エディアは、1999年の設立以来、総合エンターテインメント企業として事業を拡大し、2020年には139本のレトロゲームIPを取得しました。同社が所有するIPには、1986年に発売されたスクロールアクションゲーム「夢幻戦士ヴァリス」や、2022年にNintendo Switch向けに復刻された「コズミック・ファンタジー」シリーズなど、多くの懐かしの名作が含まれています。
今回のパートナーシップを通じて、Oasysはエディアが保有するレトロゲームIPを、Web3プロジェクトやブロックチェーンゲームに紹介し、技術的なサポートを提供することで、Web3市場でのマーケティング活動にも力を入れていきます。
レトロゲームとWeb3の融合、新たな可能性を切り開く
この提携は、歴史あるレトロゲーム市場と比較的新しい技術であるブロックチェーン技術を組み合わせることで、両市場にとって大きなマイルストーンとなるでしょう。Oasysは、エディアが所有するIPを活用することで、Web3ゲームの普及を促進し、より多くのユーザーにブロックチェーンゲームの魅力を伝えることを目指しています。
Oasysとは?
Oasysは、「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。初期バリデータには、バンダイナムコ研究所など大手ゲーム会社やWeb3企業など20社以上が参加しており、合意形成アルゴリズムには環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。
独自のOasysアーキテクチャにより、ブロックチェーンゲームのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現することで、快適なゲームプレイ環境を提供しています。
株式会社エディアとは?
株式会社エディアは、1999年の創業以来、コンテンツやサービスの企画・開発・運営を行っている総合エンターテインメント企業です。家庭用ゲーム機やスマートフォン向けゲーム、声優とナビゲーションを融合させた「MAPLUS キャラdeナビ」など、幅広いエンターテインメントコンテンツを提供しています。
子会社には、音楽・グッズを手掛ける株式会社ティームエンタテインメント、ライトノベル・コミックを出版する株式会社一二三書房、中国上海に上海艺钻文化創意有限公司があり、「ゲーム」「音楽」「グッズ」「コミック」など幅広い事業を手掛けている強みを活かし、IPやゲームの海外展開、NFTやメタバースへのコンテンツ提供など、新たな挑戦を続けています。
今回のOasysとの提携は、エディアが持つ豊富なレトロゲームIPを活かし、Web3市場への進出を加速させる大きな一歩となるでしょう。今後の展開に期待が高まります。