農業分野の特定技能派遣事業者コンソーシアムが人権保護方針を策定
特定技能派遣事業者コンソーシアムとは
2024年4月に設立された特定技能派遣事業者コンソーシアムは、9社の労働者派遣事業者から成り、農業分野での外国人材活用を促進することを目的としています。このコンソーシアムの特徴は、企業間での相互研鑽を通じて、業界全体のイメージ向上と企業価値の拡大を目指す点にあります。特に、農業の発展に寄与しつつ、派遣外国人材の人権を尊重する取り組みを強化することが期待されています。
人権保護方針の策定
さまざまな国際的な議論が高まる中、特定技能派遣事業者コンソーシアムは、派遣外国人材の人権を守るために最新の「人権保護方針」を策定しました。この方針は、特定技能外国人、農業経営体、さらにはその他の関係者に向けて設定されたものです。これにより、コンソーシアムは人権の尊重に基づく企業活動の強化を図ります。
具体的な活動内容
2024年10月には、さらなる具体策を進める予定です。代表的な活動には、人権デューディリジェンス(DD)の実施、特定技能外国人のキャリアプランの構築があります。これにより、外国人材が日本の農業でのキャリアを築けるよう、支援体制を充実させます。
コンソーシアムの構成員
株式会社アルプスアグリキャリア
株式会社グロップ
株式会社ジョブズ・エル
株式会社ワークマネジメント
株式会社HRC
株式会社Mプランニング
スタッフ・パートナーズ株式会社
PERSOL Global Workforce株式会社
* YUIME株式会社(事務局)
これらの企業が集まり、共同で活動することで、農業分野の活性化を図ります。政府や民間企業と連携する中で、派遣外国人材に対してより良い雇用環境を提供できます。
PERSOL Global Workforceの役割
PERSOL Global Workforce株式会社は、自社のミッション「Work and Smile - Decent work for everyone.」を掲げ、特に外国人材向けのサービスを提供しています。特定技能人材及び在留資格を持つ国際人材に対する支援を通じて、彼らが日本で活躍できる環境を整備しています。
目指す未来
特定技能派遣事業者コンソーシアムとPERSOL Global Workforceが協力して進める人権保護方針の実施により、外国人材の人権を尊重しつつ、農業分野における育成・定着支援がより強化されます。これからも日本の農業が発展し、外国人材が安心して働ける環境を整備していくことが重要です。
このように、日本の農業は多様性を受け入れ、国際的な人材が自由に働ける環境を作ることが求められています。コンソーシアムの活動を通じて、健全な発展と人権尊重の両立を実現することが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
PERSOL Global Workforce株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル
- 電話番号
-
03-6759-8649