「mogpal」・ロッテホールディングスの新たな挑戦
2026年6月4日、株式会社ロッテホールディングスが全国の歯科医院向けに、新しい口腔リハビリサポートシステム「mogpal」を販売開始します。このシステムは、高齢者の「口腔機能の低下」に対処し、また子ども世代の「口腔機能発達不全症」の克服を目指して開発されました。
「mogpal」の背景
今、日本社会は急速な高齢化が進行中であり、その中での「口腔機能の低下(オーラルフレイル)」は、要介護リスクや認知機能の低下に直結する重要な健康問題です。さらに、2026年の診療報酬改定により、口腔リハビリテーションの必要性が高まっています。しかし多くの歯科医院では、新しい疾患への対応や、スタッフ間の知識格差、業務の煩雑さが課題となっていました。
そこで誕生した「mogpal」は、歯科医師の監修のもと、各ステップを包括的に支援するシステムです。これにより、医院のスタッフは高品質の口腔機能管理を簡単に行えるようになります。
「mogpal」の特長
1. 導入・学習をサポート
システムには、口腔機能管理に必要な知識や院内でのオペレーションの基本が解説された動画やPDF資料が含まれています。これにより、未経験の新スタッフでも容易に教育を受けられ、院内全体の知識の底上げにつながります。
2. 検査と書類作成の効率化
タブレットを利用した検査プロセスにより、結果は自動集計され、診療の必要書類も自動生成されるため、大幅に業務コストが削減されます。これによって、医療従事者は診療に専念できる環境が整います。
3. カスタマイズされたトレーニングメニュー
「mogpal」では、検査結果に基づいて患者一人ひとりに最適なトレーニングメニューを提供します。このメニューには、ガムを使った実践的なエクササイズや、視覚的にわかりやすい口腔体操の動画が含まれており、年齢を問わず楽しく続けられる内容となっています。
プレ販売の実績
「mogpal」は、2025年11月から東北エリアでプレ販売を行い、すでに90院以上で活用が進んでいます。また、累計1,000名を超える患者に対して口腔リハビリが開始されており、検査結果を可視化することで患者への動機づけが容易になっています。この成果により、口腔機能管理を自然に診療フローに組み込むことができるようになりました。
歯科医院の声
特に、岩手県のたかだ歯科クリニックからは「専⾨家が常に側にいる」という安心感があると評価されています。これは、「mogpal」が提案する新たなインフラが、歯科医院の機能拡充に寄与することを示します。
最後に
「mogpal」という名称は、しっかり噛んで楽しく食べることを表す「モグモグ」と、親しい友人を意味する「pal」を組み合わせたものです。このシステムが患者と歯科医院の信頼関係を築き、生涯にわたりおいしく食べられる未来をサポートします。今後もロッテは、口腔健康を通じた社会貢献を続けていきます。