株式会社ミライユは、障害福祉サービスを提供する株式会社GrowSideの株式を取得し、子会社化することを発表しました。ミライユは、「ミライに選択肢を。」をビジョンに掲げ、創業当初から障害を持つ人々にも選択肢を増やせるような事業創出を志してきました。しかし、障害福祉分野における知見不足から、サービス利用者にリスクを負わせる可能性を懸念していました。
そんな中、障害者向け就労移行支援事業を展開するGrowSideとの出会いがありました。GrowSideは、「“全て”の⼈に価値観に沿った⼈⽣を」という理念のもと、コーチングを軸に、障害者の方々が自分らしい人生を歩めるようサポートしています。2023年3月の開所以来、8名の就職者を輩出し、100%の定着率という実績を誇っています。
ミライユは今回の株式取得により、GrowSideの持つ障害福祉サービスと自社のWebマーケティングノウハウを融合することで、新たな選択肢を生み出すことを目指しています。具体的には、GrowSideの施設利用者増加に向けたマーケティング支援を行い、就労移行トレーニングの充実化を図ることで、利用者の将来の可能性を広げていく計画です。
ミライユは、タクシードライバー、物流、警備スタッフといった専門性の高い人材の転職支援サービスを展開しており、これらのノウハウをGrowSideにも活用していく予定です。ミライユとGrowSideの連携により、障害者の方々にとってより多様な選択肢が生まれ、社会全体の包容性が高まることが期待されます。