BCPGジャパンの発電所
2016-08-05 13:48:27
秋田県にかほ市でBCPGジャパンのメガソーラー発電所が完成
秋田県にかほ市のメガソーラー発電所が稼働開始
2016年8月4日、秋田県にかほ市大竹にて、ビーシーピージージャパン株式会社によるメガソーラー発電所の竣工式が行われました。この発電所、名付けて「AKITA NIKAHO発電所」は、同社にとって5ヶ所目の太陽光発電施設であり、東北地方で初めてのプロジェクトです。
この太陽光発電所は、BCPGジャパンが保有する中でも最大の出力量、13.16MW(DC)を誇ります。年間の発電量は約14,266,000kWhで、これは約2,700世帯の電力消費に相当します。土台となる用地は、地元の農業協同組合および個人所有者から借りた261,520平米にわたります。
発電所の建設は大和ハウス工業株式会社が担当しました。導入された太陽光パネルはTrina Solar社製で、合計42,800枚に達します。また、東芝三菱電機産業システム社製のパワーコンディショナーが12台接続されており、発電された電力は全量を東北電力株式会社に売電することが決まっています。このプロジェクトの資金は、北都銀行や各信用金庫からのプロジェクトファイナンスを通じて調達されました。
BCPGジャパンのCEO、栗山根年は「私たちは設立以来、一貫してメガソーラーを中心に再生可能エネルギーの開発に注力してきました。このAKITA NIKAHO発電所は、今後の私たちの成長にとって大きなステップであり、持続可能なエネルギーの導入に貢献できることを嬉しく思います」と語っています。
この発電所の完成によって、BCPGジャパンが所有する発電所の総出力量は約26MW(DC)に達します。今後も同社は日本国内や北東アジア地域において、太陽光発電に限らず再生可能エネルギーの事業を積極的に展開していく方針です。
BCPGジャパンの概要
ビーシーピージージャパンは、タイのBangchak Petroleumの再生可能エネルギー事業を担う子会社として設立されました。主に日本国内と北東アジアにおける太陽光発電プロジェクトの開発、建設、運営を行っています。
BCPGとは
BCPG Public Company Limited(BCPG)はタイに本社を置く、Bangchak Petroleumの再生可能エネルギー部門です。BCPGは現在、約180MWの太陽光発電所を所有し、操業しています。最近、BCPからのスピンオフにより、タイ証券取引所への上場も計画しています。
環境への取り組み
BCPGは、環境と社会の調和を重視したビジネスモデルを追求しています。1984年に設立されたBangchak Petroleumは、持続可能なエネルギーの確保と社会的責任の実現に向けて努力しており、国際的な投資も行っています。
この秋田県にかほ市の発電所は、再生可能エネルギーの普及を促す重要なプロジェクトとなります。地域の持続可能な発展に貢献するべく、BCPGジャパンは今後も挑戦を続ける意向です。
会社情報
- 会社名
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BCPG Co., Ltd.
- 住所
- 99/1 Moo 9 Tamban Bang Krasan, Bang Pa-in District, Ayudlthaya 13160 Thailand
- 電話番号
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