Holoeyesが新たな医療用画像処理ソフトをリリース
Holoeyes株式会社が医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」の最新バージョン(Ver. 3.2)を2026年1月27日にリリースしました。このアップデートは、医療現場における新たな価値を創出することを目指しており、特に「Library機能」と「Navi view機能」の強化が特徴です。
Library機能の実装
新しく追加された「Library機能」では、異なる医療機関の3Dモデルを閲覧できるようになりました。これにより、医療者は自身の施設だけでなく、他院からの症例も参照できるようになり、医療知識の循環が促進されることが期待されています。特に、過去の貴重な症例や術前の検討に役立つ情報を、簡単にアクセスできることが大きな利点です。
これまで利用できたのは自施設で登録したデータやサンプルモデルのみでしたが、患者様から二次利用の許諾を得たデータを共有することで、さまざまな症例の情報を活用できるようになります。この機能は、医療の質を向上させるために、各医師の経験だけでなく、他の医療機関の知見をも利用することの重要性を強調しています。
最新デバイスへの対応
さらに、「Navi view機能」はApple Vision ProやMeta Questなどの最新デバイスへの対応が拡充され、医療支援環境がより円滑になりました。この機能は、3Dモデルの全体像と特定の拡大モデルを同時に表示可能にし、ユーザーの視点位置と視線をリアルタイムで可視化できます。これにより、臓器のどの部分をどの角度で見ているかを客観的に理解し、医療チーム内でスムーズに情報を共有できます。
Holoeyesのビジョン
Holoeyesは、「医用画像と医療知見を空間的に再現・共有し医療の最適化を実現する」というミッションを掲げて2016年に設立されました。医用画像を3次元表示する「Holoeyes MD」を中心に、臨床や教育向けのVRアプリも開発しています。新たな機能を通じて、医療業界におけるイノベーションを促進し、国内外での活動も積極的に展開しています。
まとめ
今回の「Holoeyes MD Ver. 3.2」のリリースは、医療分野における情報のアクセスを拡大し、医療知見の共有を進める重要な一歩です。これにより、医療従事者はより質の高い医療を提供できる環境が整い、深い洞察に基づいた診療が可能となるでしょう。今後もHoloeyesの技術革新に期待が寄せられています。