信州の森から届く家具の物語〜広葉樹一枚板展の魅力〜
長野市に位置する松葉屋家具店が、2026年2月20日から開催する「日本の山で育った広葉樹一枚板のテーブル展」に注目が集まっています。この展覧会は、顧客に木材の由来やその背後にある物語を紐解く「家具のトレーサビリティ」をテーマにしています。松葉屋は、北信州の豊かな自然から得られる木材を大切にし、それを家具に変える過程をシェアし、地域とのつながりや環境保護の重要性を訴えています。
1. 半径50km圏内の森との絆
松葉屋家具店の取り組みは、ただの製品作りにとどまりません。「半径50km圏内の森と生きる」というコンセプトのもと、彼らは地域の木々を訪れ、伐採から製材までのプロセスを追求しています。木や森の持つ特性や物語を知ることで、その価値がより高まると信じています。展覧会では、当地の職人によって蘇った美しいテーブルが並びますが、その背後には厳しい自然や労働の物語が隠れています。
2. 伐採現場のリアルな現実
伐採の現場は、単なる作業場ではなく、命を扱う場でもあります。職人たちは熟練した技術とともに、自然に対する畏敬の念を持って木を倒します。その瞬間こそが、木材に命を与える瀬戸際であり、松葉屋はその瞬間を大切にしています。伐採が終わった後、彼らは木の行く末を見守り続け、その木を家具へと変えていくのです。
3. 地域の樹木を活かしたプロジェクト
最近では、長野県内で発生した支障木やナラ枯れを利用したプロジェクトも進めています。これまでに伐採された木々は、テーブルやカウンターとして生まれ変わります。たとえば、大町市の楢は送電線の建設による支障木として切り倒されますが、松葉屋によって美しい家具に生まれ変わりました。また、地域の歴史的な場所や名所の周囲で育った木々も利用されています。
4. 魅力的な展覧会の詳細
「広葉樹一枚板のテーブル展」では、製材されたテーブルの実物が展示され、その美しさと独特の木目を楽しむことができます。さらに、仕上げには地域で栽培されたエゴマ油を使用しており、小さなお子様にも安心して使える家具として提供されているのが魅力です。
- - 会期: 2026年2月20日(金)〜3月22日(日)
- - 時間: 10:00〜18:00(火曜・水曜定休、祝日は営業)
- - 入場: 無料
5. 未来に向けた取組み
松葉屋は家具のトレーサビリティを追求しながら、環境に優しい持続可能な未来のために取り組んでいます。自ら伐採に立ち会うことで、地域の木々に対する責任感が生まれ、その先に続く物語を大切にしています。これからも彼らの活動を注目し、日本の森林を守るための努力を続けていくでしょう。長野県の美しい自然と、その恵みを活かした家具をぜひ見に訪れてみてください。素晴らしい出会いが待っています。