温暖化から地球沸騰化へ、気候対策を考える配信イベント
2023年7月、国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と発言しました。この言葉は、我々が直面している気候危機の深刻さを如実に物語っています。気象庁が発表した情報によれば、今年9月に能登で発生した豪雨災害は、地球温暖化の影響により総雨量が15%も増加したとのことです。このような状況において、我々は人権や経済を守るためにも、気候危機への早急な対策が必要であることは明らかです。
現在、政府では、2024年2月までに国連に提出する新たな温室効果ガス削減目標の策定に向けた審議が最終段階を迎えています。この審議過程や提案されている政府案に多くの懸念が出ているため、緊急署名「結論ありきではなく、科学や若者の声を聞いて!〜政府案『2035年までに温室効果ガス60%削減』は不十分〜」が立ち上がり、すでに1万近くの賛同を得ています。
これを受けて、2024年12月19日に開催される政府の合同会合に合わせて、専門家を招いたパブリックビューイングイベントが実施されます。このプログラムでは、温室効果ガス削減に関する審議をリアルタイムで視聴し、専門家の副音声を通じて、重要なポイントを共有します。審議会議の委員にもこの企画の存在が伝えられるため、その影響力は大きいです。
イベントの詳細
イベントでは、中央環境審議会や産業構造審議会の重員が出席し、実際の審議会議を見ながら、専門家や若者団体が意見を交換します。ナビゲーターも務める黒部睦氏と山本大貴氏が進行を担当し、定期的に環境NGOや若者団体からのゲストが交替で参加します。
この企画は、2024年から始まる「将来世代と考える気候変動政策2024」と題されたシリーズの一環です。同シリーズでは、気候変動対策やエネルギー問題をテーマに、専門家を迎えての配信を続けてきました。
連絡先
この重要な取り組みについて詳しい情報を知りたい方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
今回のイベントを通じて気候変動への理解が深まり、多くの人々が関心を寄せることを期待しています。地球の未来を守るため、私たち一人ひとり、そして社会全体がどのように行動していくべきかを考える機会となるでしょう。