日本初の地域拠点×通信制高校、革新教育モデルが始動
日本初のハイブリッド教育モデルが登場
日本の教育界に新たな風を吹き込む「ドルトンX学園高等学校」が始動します。これは、NTT東日本株式会社と河合塾グループ株式会社が手を組み、地域拠点と通信制を融合させたカリキュラムで展開される新たな教育モデルです。
ドルトンX学園について
この学校は2027年4月に岩手県一関市に設立される予定で、広域通信制高校の形態を持ちます。NTT東日本は、強力なパートナーとしてICT環境の整備や探究学習プログラムの共同開発を実施し、学びの領域を広げることを目指しています。具体的には、オンライン教育と地域でのフィールドワークを取り入れた「リアル×デジタル」のハイブリッドな学習方法を提案します。
近日、地域社会は人口減少や教育の機会不平等といった深刻な課題に直面している中、NTT東日本は「自ら考え、行動できる人材の育成」が地域の持続可能な発展に寄与すると考えています。そのために、地域課題を解決し、新たな価値を創出するアプローチを強化し続けています。
探究的な学びの展開
ドルトンX学園のカリキュラムの中でも特に注目すべきは、米国のミネルバ大学の教育モデルを参考にした探究学習です。高校2年生の生徒は、地域の実地で3カ月間滞在しながら教科の学習と探究活動を行います。これは生徒にとって、学んだことを実践する貴重な機会となります。
さらに、高校1年生と3年生では一関市本校や東京のNTT中央研修センターに滞在し、地域循環型社会の実現に向けた先端テクノロジーに触れる機会を得ることができます。このように、デジタルとリアルを交えた学びが強調されています。
NTT東日本の支援内容
NTT東日本は、次のような具体的な支援を行います。
1. 滞在拠点の提供:東京の滞在拠点として、NTT中央研修センターを利用します。この施設は、安定した通信インフラと充実した生活空間を整えており、学ぶ環境として最適です。
2. 探究・デジタル教育のサポート:NTTが培ったノウハウを活かし、生徒が挑戦する際のプログラムを提供し、デジタルスキルの習得をサポートします。
3. フィールド教育の実施:一関市やその他地域、さらには世界各地を舞台にしたリアルな学びを支援します。
今後の展望
NTT東日本は、今後も教育分野における価値創造を追求し、河合塾グループやミネルバ大学をはじめとする多様なパートナーと連携しながら、革新的なハイブリッド教育モデルを展開していきます。これにより、次世代のグローバルリーダーの育成をさらに加速させることが期待されています。
日本初のこの試みが、地域の教育環境を大きく変える可能性を秘めています。未来の学びがどのように展開されるのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
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NTT東日本株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿3-19-2
- 電話番号
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