香港のアーティスト展
2025-09-05 19:34:23

野原邦彦が描く泡と盆栽の絶妙なコラボレーション展「SHABON」

田舎の心地よい瞬間を感じる展覧会「SHABON」



2025年9月、東京・天王洲にあるgallery UG Tennozで、アーティストの野原邦彦の個展「SHABON」が開催されます。この展覧会は、9月9日から27日までの期間中、彼の新作シリーズ《SHABON》をメインに発表する特別な機会です。

野原邦彦は1982年に北海道で生まれ、広島市立大学の大学院で彫刻を学びました。2010年からはgallery UGの専属アーティストとして精力的に活動を続けており、彼の作品は常に「心地よい瞬間」というテーマを追求しています。彼の作品は、視覚的なインパクトとともに、観る人に優しい感覚をもたらすことを目指しています。

アートの中の独自の世界



本展において、野原は一見無関係な泡(しゃぼん)と盆栽という二つのモチーフを融合させることで、観る者の感覚を揺さぶる独自のアートを展開します。アート作品の中には、木の一木から彫り出された木彫の作品が並び、制作過程で生じるヒビ割れをあえて残すことで、ダイナミックかつラフな質感を生み出しています。それでも、泡や頬の丸みを連想させる柔らかなシルエットを持つそのフォルムは、観る者に親近感を与えます。

作品には、彼自身の子どもとの日常生活の記憶が反映されており、個人的な経験が普遍的な「心地よい瞬間」へと昇華されています。観る者は、自然と自身の過去の記憶や感情を思い起こすことでしょう。

さらに、作品に頻繁に登場する「水中メガネをかけた人物像」は「匿名性」を象徴しています。これは、観る者が自らの記憶や感情を投影できるスペースを与えてくれるものです。その姿は、現代社会で求められる多様性や包摂性と呼応し、新たな視点を観客に提示します。

過去の展示と展望



これまで、野原は国内外で多くの展示を行ってきました。2017年には上野の森美術館での「ステキな時間」、2018年のGINZA ARTRIUMでの「今夜は本屋でパーティー」、2021年の二条城での「Living History」など、多岐にわたる場所で彼の作品が展示されています。2023年にはザ・リッツカールトン東京で「Floating moment」も成功を収め、2024年には香港での「The Flavor of Art」も予定されています。

これらの出展は、野原のアートの進化を示しており、本展「SHABON」もまたその活動の延長線上に位置づけられています。彼の代表的なモチーフや木彫技術を通じて、新しい視点を提示することが期待されています。

展覧会の詳細



  • - 展覧会名: SHABON
  • - アーティスト: 野原邦彦
  • - 会期: 2025年9月9日(火)〜9月27日(土)
  • - 開廊時間: 11:30〜18:30
  • - 休廊日: 日曜・月曜(ただし9月14日・15日は開廊)
  • - 会場: gallery UG Tennoz
東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX 2 2F

電話でのお問い合わせや詳細に関しては、gallery UG Tennozまでご連絡ください。
Email: [email protected]
Tel: 03-6260-0886

以上、野原邦彦の展覧会「SHABON」は、心地よい瞬間と深い感情に触れながら、新たなアート体験を提供することでしょう。この機会に是非足を運んでみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社UG ASSEMBLE
住所
東京都品川区東品川1丁目32-8TERRADA ART COMPLEX Ⅱ 2階
電話番号
03-6260-0886

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。