共同建築事業開始
2025-12-09 15:11:24

積水ハウスと遠州鉄道の共同建築事業が始動!安全な住まいを目指す

積水ハウスと遠州鉄道、共同建築事業を開始



2023年12月、積水ハウス株式会社と遠州鉄道株式会社が、静岡県で新たな共同建築事業に乗り出すことが発表されました。これは、業界初となる「SI(エス・アイ)事業」として位置づけられ、両社の強みを活かした住宅供給が期待されています。

地震対策に特化したSI事業


静岡県は南海トラフ地震の影響を受けやすい地域であり、建物の耐震性が特に重要です。内閣府の調査によれば、南海トラフ地震が発生した場合、往々にして21万棟以上の建物に被害が及ぶ可能性があるとされています。特に昭和56年以前に建設された住宅の29%は、新耐震基準を満たしておらず、多くの住宅が耐震性に欠けるという現状も指摘されています。

このような背景の中、積水ハウスは最先端の耐震技術を駆使し、構造計算に裏付けられた住宅を提供するとしています。具体的には、「ダイレクトジョイント構法(DJ構法)」が採用され、強固な基礎と躯体を確保することで住まいの安全性を高めています。

遠州鉄道の地元密着型アプローチ


遠州鉄道もこの新しい取り組みにおいて重要な役割を果たします。同社は「遠鉄ホーム」のブランド名で地元での住宅事業を展開しており、これまでに5,500棟以上の実績があります。積水ハウスの高い耐震性と、遠州鉄道の地域密着のサービスが融合することで、より安全で快適な住まいの提供が実現します。

パートナー企業の拡大


新たにSI事業には、さらに多くのパートナー企業も参加することが決まっています。2025年までにこの事業に賛同する企業は計10社に達する見込みで、業界全体の住宅供給体制の強化に寄与することが期待されています。これにより、地域の特性を活かした多様な住宅が展開されていくでしょう。

持続可能な社会への貢献


この新しい共同建築事業は、単に住宅を提供するだけでなく、地域に根ざした良質な住宅のストックを形成することにも寄与します。持続可能な社会に向け、住まいの質を向上させ、安全な居住環境の確保に努めていく姿勢が強調されています。

地震大国日本において、住宅の安全性はますます重要になっています。積水ハウスと遠州鉄道の連携により、これからの住宅業界に革新をもたらすことが期待されます。


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会社情報

会社名
積水ハウス
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