横須賀美術館の設計者である建築家・山本理顕氏が、2024年に「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞を受賞したことを記念し、7月1日(月)に同美術館にて、横須賀市主催の記念セレモニーが開催されました。
セレモニーでは、山本理顕氏による関係者への建物見学ツアーが行われ、参加者は建築家の視点から美術館を鑑賞する貴重な体験をしました。また、花束贈呈や、山本理顕氏のドローイングをモチーフにしたスカジャンをサプライズで贈呈するなど、温かい祝福に包まれたセレモニーとなりました。
同日は、山本理顕氏のプリツカー賞受賞を記念して、横須賀美術館が無料開放されました。美術館としては珍しい展示作品等のない状態で、展示室やその他のパブリックスペースを自由にご覧いただけたため、818名のお客様が来場し、美術館は賑わいました。
山本理顕氏は、横須賀美術館以外にも数々の代表作を世に送り出しており、その功績は高く評価されています。今回のプリツカー賞受賞は、日本の建築界のみならず、世界的な建築界における日本の存在感を示すものであり、今後の活躍が期待されます。