健康と医療の未来を探る「メディカルライフ研究所」設立の意義
健康と医療の未来を探る「メディカルライフ研究所」設立の意義
2023年10月30日、東京都港区にある株式会社読売広告社と東京都新宿区の株式会社嵯峨野は、共同で「メディカルライフ研究所」を設立しました。これは、生活者の視点から健康や医療の未来を考えるための調査・研究機関であり、医療・ヘルスケア領域のマーケティングやコミュニケーション戦略の支援を目指しています。
設立の背景
この研究所設立の背景には、我が国における高齢化社会の到来があります。厚生労働省は「国民の健康の増進の総合的な推進」をテーマに、健康寿命の延伸や健康格差の縮小といった基本方針の改正を進めています。このような社会的ニーズに応じて、生活者がより気軽にヘルスケアサービスを利用できる環境を整えることが求められています。特に、病気の際には正しい医療情報を得て、適切な医療機関を選択することが生活者にとって重要となっています。
生活者視点の調査研究
「メディカルライフ研究所」では、生活者のヘルスケア活動や受療行動に関する研究を開始します。具体的には、生活者の受療行動特性についての調査や、高齢化社会における生活習慣病の予防・改善に向けたプログラムを企画しています。現在進行中の「生活者の受療行動特性把握調査」により、より実効性のある情報を発信することを目指しています。
今後は、研究の成果を元にした第1回の研究レポートを11月下旬に発表予定です。このレポートは、生活者の健康意識や医療に関する理解を深めるための一助となることでしょう。
コミュニケーションの重要性
今の時代、生活者はインターネットやソーシャルメディアを通じて情報を積極的に収集しています。こうした潮流を受けて、メディカルライフ研究所は生活者と医療・ヘルスケア産業との橋渡し役を果たしていくことを目指します。生活者が自己の健康を意識し、積極的に医療の選択肢を探る姿勢を支援するために、適切な情報提供の必要性が高まります。
所長とメンバーの紹介
メディカルライフ研究所は、杉本浩二を所長に、石川茂樹をプロジェクトマネージャーとするなど、専門分野のスタッフが集結しています。薬剤師である木村浩美や秋元裕、後村猛らも中心メンバーとして参加し、様々な視点からの調査研究を行います。
まとめ
メディカルライフ研究所の設立は、生活者主導社会の実現、さらには健康寿命の延伸に向けた重要な一歩です。今後の活動に期待が寄せられています。健康や医療に関するより良い情報を提供し、生活者が健康を意識した生活を送るためのサポートを行い、より良い社会を形成するために努めていくことが大切です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社読売広告社
- 住所
- 東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル
- 電話番号
-
03-5544-7104