トランスコスモスの業務改革とSmartDB導入
トランスコスモス株式会社は、ドリーム・アーツの「SmartDB(R)」を導入することで、年間約6300時間に相当する工数削減とコストの最適化を達成しました。大規模な業務デジタル化を進める中で、同社の取り組みとその成果について詳しく見ていきましょう。
1. SmartDB導入の背景
トランスコスモスは、コスト最適化、デジタルマーケティング、BPOなど多岐にわたるアウトソーシングサービスを展開しています。特に「顧客接点のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」によるカスタマーエクスペリエンス(CX)の向上に力を入れています。しかし、同社のコンタクトセンター部門では、顧客や業界ごとの業務が個別最適化されてしまい、Excelや手作業に依存した運用が常態化していました。
2. 業務の最適化に向けた取り組み
これまでは、業務プロセスやデータの統合・可視化が困難であったため、部門ごとに異なる管理が行われていました。時代遅れの基幹システムは柔軟性に欠け、現場からの改善要望にも応じきれなくなっていました。そこで、トランスコスモスは、既存システムのクラウド移行を進め、全体最適への転換を図ることを決定したのです。
3. SmartDBの選定理由
「SmartDB」が選ばれた理由は数多くありますが、特に高く評価された点は以下の通りです。
- - 柔軟なワークフロー機能: 複数のワークフローを連携し、条件付き承認が可能で、業務の統合が容易である点。
- - ノーコード開発: 複雑な業務要件に迅速に対応でき、アジャイルな構築・改善が実現できること。
- - セキュリティとガバナンス: 組織や役割に応じた権限管理ができ、業務やデータの統一的な管理が行えること。
- - 汎用性と再現性: 業種を問わず、効率的な業務の実現が可能。
- - 導入実績: 大企業へと展開され、その活用例が豊富で信頼性が高い点です。
4. SmartDB導入による成果
トランスコスモスは現在、「品質総点検業務」や「契約書常備キット管理」などの業務をSmartDBでデジタル化しています。その結果、以下のような成果が得られています:
- - 年間約6300時間の工数削減
- - 業務が標準化され、不備やミスの発生が抑制
- - ノーコードによる運用変更が容易になり、環境適応がスムーズに
- - 適切なガバナンス管理により、全社での統制の強化
5. 今後の展望
トランスコスモスは、SmartDBの活用範囲を拡大し、業務統合や品質向上を進めることで、変化に迅速に対応できる体制を整えていきます。さらには、蓄積されたデータの活用を通じて、業務高度化やCXの向上も図りたいと考えています。さらに、デジタル活用をテーマにしたイベント「デジタルの民主化DAY」への登壇も予定されており、より多くの企業とその取り組みを共有する機会もあるでしょう。
トランスコスモスの進化は、業務の効率化だけでなく、全社の業務基盤の強化に繋がる重要なステップであることは間違いありません。今後の展開にも注目です。