オーガニック米革命
2024-09-18 13:17:17

愛知県美浜町からオーガニック米革命を推進する農園の挑戦

愛知県美浜町の農業革新



愛知県美浜町にある出口崇仁農園(代表:出口 崇仁及び山下 剛弘)が、地域の未来を見据えた新しい取り組みを開始しました。彼らのプロジェクトは、有機栽培によるお米の生産を拡大し、その影響を全国に広げようというものです。9月6日にスタートしたクラウドファンディングは、わずか18時間で目標金額の150万円を達成し、その人気は高まっています。

有機農業の現状と変革へのチャレンジ


日本では高品質な農作物が生産されていますが、実際には農薬の使用量が多く、オーガニック農業の分野では後れを取っている現状です。具体的には、有機農業の作付面積は全体の0.5%に過ぎず、農薬使用量は世界で1位もしくは2位を争っている状況です。このような課題に対処するため、出口農園は地域から有機栽培の普及を目指す活動を本気で進めています。

出口農園のコンセプトである「世界に一つだけのお米」を通じて、健康で安全な食生活の実現を目指し、未来を担う子どもたちに良質な食材を届けます。国や地域での食の安全や自給率の向上を目的とした取り組みには大きな意義があると考えています。

有機栽培におけるこだわり


出口崇仁農園は、土壌が健康であれば作物も健康に育つというポリシーを持っています。そのために、微生物を活用し土壌改良に努めるほか、農薬や除草剤を使用しない栽培方法を実践しています。具体的には、田んぼに乳酸菌を混ぜて菌を活性化させ、多様な生物が生息できる環境を作り出しています。

米づくりは、以下のような工程を経て行われます:
1. 土づくり:稲刈り後に残ったワラや稲株を田んぼに戻し、微生物を散布
2. 苗の準備:農薬を使わず、60度のお湯で苗を殺菌
3. 代かき:健康に育った苗を植え付け
4. 除草:手作業や手押し除草機を使って丁寧に草を取り除く

このように、出口農園では生育環境の改善に力を入れ、有機栽培に特化した取り組みを行います。

地域貢献と未来への展望


出口農園は、地域の子どもたちに安心・安全なお米を届けることも重要な使命としています。そのために、地域の子ども食堂や保育園などに有機栽培米を寄付を行っています。子どもたちが日常的に質の良い食材にアクセスできる環境を整えることが、未来の食を担う世代の健康につながると信じています。

また、クラウドファンディングのプロジェクトでは、農業機械の購入や農地の賃借費用の調達を目指していますので、さらなる発展が期待されます。出資者へのリターンとして、オーガニック米や野菜セットの提供があり、特に人気が高いリターンは「コシヒカリ5kg×12袋」の配送です。全てのプロセスで農薬を使用せずに育てられたこのお米は、消費者にも大変喜ばれています。

出口崇仁農園が目指すのは、3つの大きなビジョンです:
1. 学校給食をオーガニックにすること
2. 農業の魅力を再発見し、地域活性化を促進すること
3. 全国的にお米をオーガニック化し、持続可能な社会を築くこと

私たちの挑戦が、多くの方々に支持されることで、愛知県から始まるこの農業革命が日本全体に広がることを願っています。さらに、農業の未来に希望を美浜から届けるために、皆様のご支援をお待ちしています。

会社概要




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会社情報

会社名
株式会社出口崇仁農園
住所
電話番号

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