三越伊勢丹ホールディングスが新サービスで個客業を推進！

三越伊勢丹ホールディングスの新しい挑戦

個客業への進化

三越伊勢丹ホールディングス（以下、三越伊勢丹HDS）は、百貨店事業を進化させるため、新たなサービスの提供を開始します。これからの時代は、ただ商品を販売する「館業」から、一人ひとりのお客さまのニーズに応える「個客業」へとシフトすることが求められています。

その第一歩として、国内顧客向けの「エムアイカードベーシック」と海外顧客向けアプリ「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」を2025年にサービスを開始。これら新サービスの立ち上げは、個客とのつながりを深め、より豊かなショッピング体験を提供することを目指しています。

エムアイカードベーシック

「エムアイカードベーシック」は、年会費が永年無料の特別なカードです。他のカードとは異なり、気軽に利用できるのが特徴で、さらに三越伊勢丹グループの百貨店での利用に応じてエムアイポイントが2%付与されます。アプリとの連携により、お客さまはパーソナライズされた最新情報を手に入れることができ、過去の利用履歴の確認も簡単です。

MITSUKOSHI ISETAN JAPANアプリ

一方、海外からの顧客向けの「MITSUKOSHI ISETAN JAPAN」アプリは、訪日外国人に向けた特別なショッピング体験を提供します。このアプリでは、日本の各店舗のイベント情報や商品紹介、フロアマップなどが掲載されており、お買い物の際に非常に役立つ情報を満載しています。

さらに、利用者には5%割引のショッピングクーポンも発行されるため、海外のお客さまにとってお得感が増す仕組みになっています。これにより、三越伊勢丹でのお買い物がより楽しく、充実したものになることでしょう。

経営計画の一環

三越伊勢丹グループは、次期中期経営計画（2025年〜2030年）においても「個客業」への移行を推進。お客さまとのつながりを強化し、それをもとに多様な価値を提供していくことが重要な戦略となります。

これまでの百貨店ビジネスで培った顧客の識別化をさらに深化させ、お客さま一人ひとりに合った体験を提供することにより、生涯にわたる関係性を築いていくことを目指しています。