JCBのクラウド革命:セキュリティと現場部門のデジタル化を両立
株式会社ドリーム・アーツは、2024年5月16日、日本最大級のビジネスカンファレンス「Climbers 2024」において、同社のクラウドサービス「SmartDB」のユーザーである株式会社ジェーシービー(JCB)との対談を行いました。
JCBは、機密性の高い業務情報を取り扱うため、従来の社内システムではアップデートが困難でした。しかし、ドリーム・アーツと協創することで、新たなクラウドセキュリティソリューションを開発し、社内システムのクラウド化、すなわち「クラウド革命」を実現しました。
JCBが直面した2つの壁
JCBのコンプライアンス部AML企画室室長 花田信人氏は、対談の中で、クラウド革命を進める過程で直面した2つの壁について語りました。
1つ目の壁は、花田氏がインフラ開発部に異動した際に経験した、適切な意思決定の難しさです。畑違いの部署に次長という立場での参画は、困難な挑戦でした。しかし、花田氏はチームの新方針を掲げ、困難を乗り越えました。
2つ目の壁は、セキュリティに関する課題です。現場開発の範囲拡大に伴い、JCBのデータへのアクセスを物理的に制限する必要がありました。ドリーム・アーツは、JCBのセキュリティ基準を満たすために、新たなクラウドセキュリティソリューション「BYOK」を開発しました。これにより、JCBは「デジタルの民主化」に向けた土台を築くことができたのです。
花田氏から学ぶ、挑戦し続ける力
花田氏は、「新しい価値創造」への挑戦を続けることで、壁を乗り越えてきました。その秘訣は、「仕事の意義・価値」を追求し、一歩を踏み出すことにあると語りました。
対談の中で花田氏は、イベント参加者に向けて、一歩踏み出すための魔法の言葉として「What's New」を提案しました。常に新しい価値を見出すことで、ビジネスパーソンは成長を続けられるでしょう。
ドリーム・アーツの協創力
ドリーム・アーツは、JCBの「デジタルの民主化」に向けた取り組みを支援し、その過程で「協創」を重視してきました。JCBの課題を理解し、共に解決策を生み出すことで、顧客の成功に貢献しているのです。
SmartDB:大企業向け業務デジタル化クラウド
「SmartDB」は、大企業市場シェアNo.1(※3)の業務デジタル化クラウドです。現場個別の業務から全社横断業務まで、ノーコードで開発が可能です。ワークフロー、Webデータベース、柔軟な外部システム連携、きめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件に対応し、三菱UFJ銀行、大和ハウス工業、立命館大学など、多くの企業で利用されています。
ドリーム・アーツの理念
ドリーム・アーツは、「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」をコーポレート・ミッションに掲げ、ICTと「協創」によって、ビジネス上の難題解決を支援しています。