Arriba Studioが新たに設立した『Arriba Studio Z』
シンガポールと東京に拠点を持つWeb3のベンチャーキャピタルArriba Studio(アリーバスタジオ)は、これまでの事業をさらに拡大するため、2号会社『Arriba Studio Z』を設立したことを発表しました。アリーバ1号としての活動を経て、今後はより多くのスタートアップへの投資支援を目指します。
アリーバ2号の目的と支援内容
アリーバ2号は、これまでの日本発グローバルエントリーを目指すWeb3スタートアップへの投資支援の実績を基に、さらなる発展を目指します。特に、海外のスタートアップが日本市場に進出する際の支援も強化し、世界各国から新たなプロジェクトへの投資を行います。これは、アリーバ1号のキャパシティを超える支援ニーズへの対応策として策定されました。
具体的な支援内容としては、Web3スタートアップの設立支援、海外エンティティの設立支援、シード投資、事業インキュベーションのためのハンズオン支援、トークン設計や上場支援など、多岐にわたるサービスが予定されています。
これまでの実績と新たな挑戦
アリーバ1号は、2022年に設立されて以来、19のプロジェクトに対して出資を行い、一部は日本の規模としては著しいトークン上場を果たしました。これにより、シンガポールを拠点としたベンチャーキャピタルとしての地位を確立しました。アリーバ1号の成長と並行して、多くのスタートアップからの出資相談が寄せられており、新たにアリーバ2号の設立が急務となったのです。
アリーバ2号では、第一弾の新規投資先として、米国のWeb3ファンド『Neoclassic Capital』への参加を決定しました。Neoclassic Capitalは、アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者が関与しており、特にアジア市場やエンターテインメント領域への投資を強みとしています。この連携によって、さらに多くの有力なWeb3投資先を見出し、支援の拡大を図ります。
Web3エコシステムを牽引するアリーバの役割
アリーバスタジオの設立背景にあるのは、急成長を続けるWeb3市場の中で、日本を代表するようなスタートアップを育成することです。これからの時代、Web3スタートアップは重要な役割を果たすと期待されており、アリーバの活動はその成長を支える礎となることでしょう。
今後もアリーバスタジオ及びアリーバ2号は、グローバルな視点を持ちながら、日本市場におけるWeb3スタートアップの支援を強化していくことを目指します。特に、トークンの設計や上場支援においては、独自のノウハウを活用して、新しいビジネスモデルの創造に貢献していくことでしょう。
結びに
Arriba Studioの新たな挑戦『Arriba Studio Z』は、Web3エコシステムの発展に寄与するだけでなく、多くの起業家にとっての希望の光となるでしょう。未来の利害関係者が集まり、アイデアを共創する場としての役割を担っていくことを期待しています。私たちの目の前に広がるWeb3の未来に、Arribaがどのように貢献していくのか、今後の展開に注目です。