福山城デニム商談会
2022-11-01 10:00:18
福山城で開催されるデニム商談会 海外バイヤーが集結!
福山が誇る高品質デニムと商談会の魅力
福山市は、日本を代表するデニム産地として知られ、特に高品質なデニム製品の生産で名を馳せています。この地は江戸時代から綿の栽培や製織、染色が行われており、歴史の中で培われた技術が今もなお生き続けています。特に、江戸時代後期には日本三大絣に数えられる「備後絣」が誕生し、その後のデニム産業の発展に寄与しました。厚手生地の織布技術や藍染め技術は、当時の職人たちによって磨かれ、現在では多くのデニム関連企業が集まる地域となっています。
このような背景を持つ福山市で、11月5日(土)に「デニム商談会in福山城」が開催されます。商談会は、築城400年を迎える歴史ある福山城内の「湯殿」と「月見櫓」の2つの会場で行われ、特に海外のバイヤーを対象としています。商談を通じて、福山市の魅力を直接体感してもらう貴重な機会となっています。
商談会の詳細
本商談会は、福山のデニム関連事業者向けに行われる「海外販路開拓支援事業」の一環です。福山市内から9つの事業者が参加し、それぞれの特設ブースが設置されます。デニムクロスで作られたブースは、木の天板と組み合わせることで、製品の色合いを引き立てる工夫がされています。参加企業には、山陽染工株式会社、office ROBE DE SETOUCHI、株式会社NSGなどが名を連ねており、それぞれの技術や製品をバイヤーに紹介します。
商談会は、13:00から16:00まで行われており、参加者は各ブースを回りながら、製品の説明を受けたり、直接商談を行ったりすることができます。バイヤーにとっては、福山におけるデニム製品の魅力を直に触れられる素晴らしい機会と言えるでしょう。
生産現場視察ツアー
商談会に先立ち、11月4日(金)には「生産現場視察ツアー」が実施されます。このツアーは、バイヤーが福山のデニム産業の実際の製造過程や、そこで働く職人たちのストーリーを理解することを目的としています。視察先として、山陽染工株式会社、株式会社四川、篠原テキスタイル株式会社の3社を訪れ、生産現場での技術を実際に目にすることができます。
視察ツアーは10:30から始まり、各社の見学を通じて、福山のデニム産業に対する理解を深めることが可能です。このように、生産過程を知ることで、単なる製品を超えた深い価値を感じられるのではないでしょうか。
福山でのデニムの未来
デニム商談会を通じて、福山市のデニム産業の発展が期待されます。海外バイヤーとの商談は、新たな市場の開拓に寄与し、地域経済の活性化にもつながることが予想されます。福山市が誇る高品質なデニム製品を生かしたビジネスが広がることを願っています。
会社情報
- 会社名
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福山市
- 住所
- 広島県福山市東桜町3番5号
- 電話番号
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084-921-2111