能動的サイバー防御シンポジウムが開催決定
2024年12月16日、紀尾井町戦略研究所株式会社(KSI)が主催する「我が国における能動的サイバー防御実現に向けたシンポジウム」が東京で開催されます。アクティブサイバーディフェンス法制度研究会が主催するこのイベントは、国家や重要インフラを守るための対策を講じることで、サイバー攻撃からの防御を強化しようというものです。
シンポジウムの背景
2022年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略」において、能動的サイバー防御が重要な役割を果たすことが示されました。特に、日本国内においてサイバー攻撃が高度化しており、企業などを標的にした攻撃手法もますます巧妙化しています。こうした現状を踏まえ、サイバー安全保障の強化を目的とした有識者会議が2024年11月29日に提言をまとめ、今後の方針を示しました。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、内閣官房による説明(現在調整中)や、ACD法制度研究会がとりまとめた報告書の解説、さらに政治家や学者などの専門家によるパネルディスカッションが予定されています。参加者は、最前線で活動する専門家たちの知見を直接聞き、さまざまな意見を交わすことができます。
開催情報
- - 日時:2024年12月16日(月)16時30分~19時00分
- - 場所:衆議院第一議員会館地下1階大会議室およびオンライン(ハイブリッド形式)
- - 主催:アクティブサイバーディフェンス(ACD)法制度研究会
- - 参加費:無料(事前登録が必要)
プログラム(予定)
1. 開会
2. ご挨拶(自由民主党 高市早苗議員)
3. ご来賓紹介
4. 行政説明
5. ACD法制度研究会報告書の解説
6. パネルディスカッション
7. 閉会
参加申し込みについて
参加には事前登録が必須です。初めての方でも参加しやすいフォーマットで実施されますので、多くの方にご参加いただきたいと考えています。申込フォームは
こちらからご利用の上、12月11日(水)までに登録を完了してください。
アクティブサイバー防御法制度研究会の役割
この研究会は、サイバー攻撃による国内の損害を防ぐため、能動的サイバー防御を実施するための法的枠組みを模索することを目的に設立されました。これまでの会議成果を基に、専門家とともに議論を重ねてきました。
会社紹介
紀尾井町戦略研究所株式会社(KSI)は、民間シンクタンクとして、政策提言やリスクマネジメントの支援、社会貢献に取り組んでいます。詳しい情報は
こちらからご覧ください。
このシンポジウムを通じて、多くの方に能動的サイバー防御の重要性を知っていただければと思っています。ぜひご参加ください。