再生可能エネルギーの供給開始
2025-03-28 11:39:37

テス・エンジニアリングが日本生命と提携し再生可能エネルギー供給を開始

テス・エンジニアリングの新たな試み



テス・エンジニアリング株式会社は、日本生命保険相互会社と連携し、再生可能エネルギーの供給を開始することを発表しました。このプロジェクトは、佐賀県鳥栖市に位置するニッセイロジスティクスセンターにおいて、2025年2月から供給が開始されます。この取り組みは、持続可能なエネルギーの利用促進を目指すもので、同社の環境への配慮がうかがえます。

プロジェクトの概要



本事業は、施設屋根に設置された自家消費型の太陽光発電システムを使用し、テス・エンジニアリングがその運営・管理を行います。発電容量は約0.4MW、年間発電量は約29万kWhを見込み、この電力で同施設の電力需要のおおよそ45%を賄う計画です。

この取り組みにより、毎年約122トンのCO₂排出削減効果も期待されています。さらに、新たに設置する太陽光発電システムは、約1.9MWの発電容量を持ち、年間発電量は210万kWhに達します。これにより、追加的に約888トンのCO₂削減も見込まれています。

オンサイトPPAモデルの活用



特に注目されるのは、オンサイトPPAモデルの採用です。このモデルは、初期投資が不要であり、電力需要の変動や燃料問題の影響を受けにくいという特徴があります。企業が直面する電力供給の不安定要因を克服するため、長期にわたって安定した電源の確保が可能となります。

環境への配慮



環境問題への対応は、これからの企業活動においてますます重要です。テス・エンジニアリングは、企業のエネルギーに関する多様なニーズに応えるため、再生可能エネルギーの導入を促進していきます。また、FIP制度を通じて、発電した電力を卸売市場で売電するだけでなく、環境価値をも有効活用する計画も進めています。

将来の展望



テス・エンジニアリングは、再生可能エネルギーを主力電源とし、省エネルギー活動を徹底することを掲げています。このプロジェクトを皮切りに、顧客企業の脱炭素化に向けたリーディングカンパニーとしての地位を確立していく方針です。

今後の動向には、さらなる期待が寄せられています。テス・エンジニアリングの取り組みが、再生可能エネルギーの普及に繋がることを願ってやみません。また、彼らの定期的な報告を通じて、持続可能な未来への道筋を知ることができるでしょう。

この新たなエネルギー供給プロジェクトが、どのように地域や環境に寄与していくのか、今後の発展にも注目です。テス・エンジニアリング株式会社は、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました。


画像1

会社情報

会社名
テスホールディングス株式会社
住所
大阪市淀川区西中島6丁目1番1号新大阪プライムタワー
電話番号
06-6308-2794

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。