アドバンテック、次世代フィジカルAI向けエッジAIプラットフォームを拡充
アドバンテック株式会社は、2026年7月16日に新たにNVIDIA Jetson™ T2000およびT3000モジュールを搭載したエッジAIポートフォリオを発表しました。このリリースによって、商用システムから産業用ソリューションまで、幅広いニーズに応えるAIコンピューティングプラットフォームを提供します。
フィジカルAIの未来
フィジカルAIの進化は、特にロボティクスや自律型マシンにおいて急速に進んでいます。これらの技術では、エッジ側での大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)、AIエージェントなどの処理能力が求められており、アドバンテックはこの要求に応えるべく、最新の技術を導入しました。
NVIDIA Jetson™ T3000とT2000
新たに発表されたNVIDIA Jetson™ T3000は、70Wの消費電力で最大32GBのLPDDR5Xメモリを搭載し、855 FP4 TFLOPSのAI性能を発揮します。これは従来モデルのNVIDIA Jetson™ T5000と同レベルの推論性能を保持しつつ、電力とコストを削減できる点が大きな魅力です。
一方で、T2000は40Wの消費電力で最大16GBのメモリを持ち、400 FP4 TFLOPSの性能を実現。これにより、コスト効率の良いAI搭載機器の導入が可能になります。
AIプラットフォームの対応範囲の拡大
アドバンテックは、NVIDIA Jetson Thor™のポートフォリオを拡充し、AIアプリケーションの拡張性を高めています。新たなMIC-AI、MIB、AFE、AIRシリーズもこれに伴い立ち上げられ、業界に特化した信頼性の高いソリューションを提供します。
- - MIC-AIシリーズ: 業界用の信頼性を持ち、視覚言語モデルやリアルタイムAI推論に強い。
- - MIBシリーズ: 高度なセンサ統合機能を持ち、多様なロボティクスアプリに対応。
- - AFEシリーズ: 次世代ロボットコントローラシステムとして設計され、高度なAI性能を引き出す。
- - AIRシリーズ: マルチカメラビジョンアプリケーション向けに最適化された設計。
変革を加速するエッジAI
アドバンテックは、NVIDIAとのパートナーシップを強化しつつ、フィジカルAIの未来を切り開くために、これらの新製品を2027年第1四半期から市場に投入予定です。このプラットフォームを通じて、開発者や企業がより効率的にロボティクスや自律型マシンを導入できるようになるでしょう。
アドバンテックのこの新しいエッジAIプラットフォームは、AIの普及を加速させ、次世代のインテリジェントなソリューションの提供を視野に入れています。
会社概要
アドバンテック株式会社は1983年に創設されました。産業向けの高性能PC開発やIoT機器の提供を行い、特にAI x IoTのプラットフォームサービスを通じて、社会課題の解決を目指しています。現在、世界26か国に展開し、産業用PC市場でのシェアを持つ企業として成長を遂げています。
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