金沢の屋外アート
2026-10-27 10:29:45

秋吉浩気が手掛ける金沢の屋外アートプロジェクト「bench bench bench」

秋吉浩気が手掛ける金沢の屋外アートプロジェクト「bench bench bench」



建築を通じて人々の生活にアートを取り入れる試みとして、デジタルファブリケーションを駆使するVUILD株式会社(本社:神奈川県厚木市)が、金沢において新たな屋外アートプロジェクト「KAMU kanazawa TOWN hack "bench bench bench" with IEMOTO ltd.」を始動させました。このプロジェクトは、金沢市内に位置する私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」によって運営され、街全体をアートの展示空間と考え、市民や訪問者に身近な現代アートを楽しむ場を提供します。

プロジェクトの概要と目的



2026年からスタートするこの長期プロジェクトは、毎年異なる建築家が金沢の街に10種類のベンチを設計・設置するもので、最初に選ばれたのが秋吉浩気氏です。このベンチは、ただの座るためのものではなく、街を歩く人々が立ち止まってアートと触れ合うきっかけをつくるものです。このような取り組みは、2027年に予定されている「金沢まちなか芸術祭」に向けた前向きなステップともなります。

使用材についての考察



今回のプロジェクトでは、伐採された街路樹のソメイヨシノが使用されます。本プロジェクトでは、規格化が難しい街路樹の木材を3Dスキャンし、ノンスタンダードな形状を持つ個性的なベンチへと昇華させています。戦後から全国で植樹されたソメイヨシノは、現在、その寿命を迎え、処分されるケースも多く、こうした未利用材の問題を解決し、持続可能な資源利用を目指します。

デジタル技術による形状創出



VUILDが導入した産業用ロボットアームは、3Dスキャンによって得たデータを基に、様々な形状のベンチを精度高く加工します。木材の自然な特性を活かしつつ、AIによるデザイン解析を行うことで、野性味あふれる独自の造形が実現されるのです。このプロジェクトは、ロボティクス技術を用いた新たな建築手法の転換点ともなります。

VUILDの未来への展望



秋吉浩気氏が手がけるこのプロジェクトは、VUILDの強みであるデジタル技術を活用した建築プロセスの新たなクライマックスです。これにより、今後の建築計画にロボット技術が本格的に導入され、建築部材の生産・施工が進化することが期待されます。さらに、VUILDは持続可能な設計とデジタル製造への挑戦を通じて、今後も建築の民主化を推進していく方針です。

結論として



「bench bench bench」プロジェクトは、アートと公共空間を融合させる力を持ち、街の活性化に寄与する重要なプロジェクトです。秋吉浩気氏とVUILDは、都市の風景に変革をもたらす新たな試みを続け、将来的な都市デザインの在り方を示唆しています。これからも金沢の街に多くのアートが生まれることを期待しています。


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会社情報

会社名
VUILD株式会社
住所
神奈川県厚木市下依知1丁目7-24
電話番号
050-1724-2017

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