PLM市場に革新
2009-02-02 10:00:01

プログレス・パートナーズが米国Aras社と総代理店契約を締結しPLM市場に革新をもたらす

プログレス・パートナーズと米国Aras社の契約締結



株式会社プログレス・パートナーズ(東京都渋谷区)は、アメリカのAras社(本社:ボストン)との間で日本市場向けの総代理店契約を締結しました。この契約は2008年12月に行われ、2023年2月からはAras Innovatorの日本版をリリースし、本格的なサービス提供を開始します。

PLM市場が迎える変革の時代


PLM(Product Lifecycle Management)とは、製品の設計や製造、出荷後のサポートまで、製品のライフサイクルを包括的に管理する手法です。これにより、開発期間の短縮や生産の効率化が可能になるとされていますが、従来のPLMシステムは高額な費用がかかるため、多くの企業が導入を躊躇していました。しかし、最近の経済情勢や市場競争の激化を背景に、新たなPLMソフトウェアの登場が求められている状況です。

Aras社のオープンソース戦略


Aras社は、2007年に既存のエンタープライズPLM製品であるAras Innovatorの全機能をオープンソースとして提供する画期的な取り組みを始めました。このオープンソース化により、企業は高額な初期投資を避けつつ、PLMソフトウェアの導入と運用が可能となりました。特に、ライセンスに関する自由度が高まったことで、自社のニーズに合わせたシステム開発がしやすくなりました。

また、Aras Innovatorは、Microsoft .NETフレームワークに完全に準拠しているため、運用もスムーズで、様々な企業が導入しやすい環境が整っています。すでにモトローラやゼロックスなどの大手企業が顧客に名を連ねており、世界中で導入が進んでいます。

Aras Innovatorの特長


1. オープンソースの採用


  • - 費用をかけずに事前評価が可能。
  • - 自社内でのカスタマイズや不具合の修正が容易。

2. Unlimited Licenseの導入


これにより、必要な全てのユーザーが利用可能となるため、全社的な情報共有の実現が期待されます。

3. 標準的な技術基盤


マイクロソフトの技術に基づく開発により、社内のエンジニアがそのままスキルを活かせるメリットがあり、他の大手製品との統合も容易です。

4. オープン・コミュニティの提供


Web上で使用例やケーススタディが公開されているため、他の企業の成功事例を参考にしやすい環境が整っています。

5. サブスクリプション形式によるサポート


プログレス・パートナーズは、Aras Innovatorの有償サブスクリプションサービスを提供しており、安定したサポートが受けられます。

プログレス・パートナーズの優位性


プログレス・パートナーズでは、多くのPLMやSCMのコンサルタントが在籍しており、単なるシステム構築だけでなく、業務改革を含む幅広いサービスを提供します。また、Aras社と締結した契約により、独占的にサービスを提供できるため、より多くのお客様にアプローチできる体制を整えています。さらに、PLM導入に関するトレーニングを実施し、支援体制を強化しています。

今日の企業経営は厳しい競争環境にさらされています。プログレス・パートナーズは、Aras Innovatorを通じて、多くの企業がそのニーズを満たせるよう、力を尽くす所存です。また、今後もっと多くのサブパートナーを増やす計画があり、PLMシステムを導入したい企業に対する支援を強化していく予定です。

会社情報

会社名
株式会社プログレス・パートナーズ
住所
東京都新宿区荒木町23-15アケボノ大鉄ビル7F
電話番号
03-6380-4621

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