アイリッシュウイスキーの魅力を網羅した最新ムックが発売決定！

ウイスキー専門誌から初の別冊ムックが実現！

日本で唯一の定期刊行ウイスキー専門誌『Whisky Galore（ウイスキーガロア）』が、2025年8月12日（火）に初の別冊である『Irish Whiskey Chronicle（アイリッシュウイスキークロニクル）アイリッシュウイスキー蒸留所名鑑』を発売します。この新刊は、近年急成長を遂げているアイリッシュウイスキーの全貌を集約したコンパクトかつ豊富な情報を提供する書籍となっています。

アイリッシュウイスキーの潮流を理解する

世界のウイスキー市場において、アイリッシュウイスキーは特に注目されています。2000年代初頭にはたった3つの蒸留所しか存在しなかったものが、今では60ヵ所を超える可能性を秘めています。そんなアイリッシュウイスキーについて、日本国内で本格的な情報が提供されることはまずありませんでした。そこで、『ウイスキーガロア』がこの書籍化に踏み出し、過去の特集や記事を大幅に加筆・修正し、最新の情報とともに一冊にまとめました。

詳細な蒸留所ガイド

本書では、現在稼働している52ヵ所の蒸留所を徹底的に紹介。特に土屋守編集長が現地を訪れて取材した35の蒸留所を中心に、特徴や背景、製品情報などを写真と共に詳述します。その他にも、残りの17ヵ所の概要をまとめ、アイリッシュウイスキーの魅力を網羅します。彼の深い知識と“現場主義”に基づいた情報は、ファンはもちろん、これから初めてアイリッシュウイスキーに触れたいと思っている人々にも大変貴重です。

139本のボトルカタログ

加えて、本書には日本で広がるアイリッシュウイスキーの市場に目を向け、現在流通する139本のボトルもカタログとして掲載。知られざる銘柄から人気ブランドまで、次に楽しむ一杯を見つける手助けをします。年々増加するアイリッシュウイスキーの中から、入手しやすい製品を選ぶのは今後の楽しみの一つです。

読む楽しみも豊富

また、巻頭部分ではアイリッシュウイスキーの基本的な知識に加え、スコッチとの違いや北アイルランドとアイルランド共和国の歴史に関わる解説も収録しています。アイリッシュ特有のポチーンや、復興のキーパーソンであるジョン・ティーリング氏に焦点を当てた読み物も用意し、多彩なエピソードを交えたコラムで、より深くアイリッシュウイスキーの文化を理解できる内容となっています。

購入情報

『IRISH WHISKEY CHRONICLE（アイリッシュウイスキークロニクル）アイリッシュウイスキー蒸留所名鑑』は、A4サイズ、148ページで構成され、オールカラーでの提供。価格は税込で2,750円です。販売先はウイスキー文化研究所のオンラインショップおよびAmazonとなっており、ウイスキーの知識を深める上で、ぜひ手に取っておきたい一冊です。

この新刊が、ウイスキー文化の普及と理解に寄与するとともに、多くのウイスキー愛好者や新たな挑戦者の一助となることを期待しています。