災害対応型炊き出しイベントが仙台で開催
2025年10月21日、特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパンが仙台市青葉区の勾当台公園で、災害を想定した炊き出しイベントを行います。このイベントは、地域の住民や学生、行政の関係者と共に参加し、災害が発生した際に電気や水道、ガスが使用できない環境下での炊き出しを体験することを目的としています。地域住民の防災意識を高めるための実践的な取り組みであり、災害時の支援力を向上させることを目指しています。
イベントの詳細
- - 日程:2025年10月21日(火)
- - 準備開始:午前中
- - 会場準備:13:00頃
- - 炊き出し提供時間:15:00〜17:00頃
- - 場所:仙台市青葉区 勾当台公園 野外音楽堂前
- - 参加予定人数:80〜100名(ボランティア含む)
参加者は、実際の災害時に役立つ止血法や心肺蘇生法(CPR)のレクチャーを受け、さらに電源や水道、ガスを使わない環境での炊き出し体験を行います。また、当日は新たに完成したOBJフードトラックも初めて稼働し、炊き出しを提供します。これは、災害時に急速に支援物資を届ける移動式の拠点としても利用されます。
OBJフードトラックの初出動
オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは、これまでも仙台市を中心に毎月行っている炊き出し活動の成果をもとに、地域の居場所作りや高齢者支援を行ってきました。新たに導入されたフードトラックは、通常時には地域住民に対する支援の拠点として、また災害時には食料や物資の支援基地として活用される予定です。
防災訓練型の炊き出し
この炊き出しイベントは、東日本大震災から得た教訓を踏まえ、支援が必要な地域住民や生活困窮者に迅速に手を差し伸べる仕組みを構築するために、2023年1月から始まりました。地域の防災力を高め、さらに社会的孤立を防ぐ“つながり支援”も重要な要素と考えています。
過去の炊き出しでは、お弁当や栄養補給に役立つ飲料、さらに冬季にはカイロや衣類の配布も行ってきました。これから寒さが増し、地域の皆さんが直面する厳しい環境を考慮して、さらなる支援が必要です。
アプローチとして、参加者の皆様からの温かいご支援や寄付が大きな力となります。
皆さまのご協力をお願いいたします
ご寄付により、炊き出しイベントの実施が可能となっています。食料品や生活用品の提供、企業様からの協賛、さらにはAmazonの「みんなで応援」プログラムを通じた物資提供も大変感謝されます。
生活困難に直面する方々が、もう一度前向きな生活を送れるよう、皆様の支えが必要です。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンについて
2011年の東日本大震災以降、東京都や宮城県の地域社会において、特定非営利活動法人として様々な支援活動を行っているオペレーション・ブレッシング・ジャパン。災害支援、生活困窮支援、心理的ケアなど、多岐にわたる分野で活動を続けています。私たちの活動は、単なる支援だけでなく、地域社会の絆を強めるという重要な役割を担っています。公式サイトからの情報もぜひご覧ください。