2026年2月4日、株式会社SUISO JAPANが福岡県糸島市で新たな農業プロジェクトを始めました。このプロジェクトは、同社が開発した高濃度水素溶解装置「Suilive」を利用して、あまおう「一座建立のいちご」を栽培する樋口真斗氏と共同で行われます。これにより、水素水の育成効果を測定しつつ、イチゴの成長や土壌環境への影響を国立研究開発法人の産業技術総合研究所と連携して科学的に検証することが目的です。
「Suilive」は、医療グレードの水素吸入器を開発している企業が作った装置で、雨水や川の水に高濃度の水素を溶解させることができる特許認定の技術です。今年からスタートしたこの水素農業プロジェクトは、日本の農業界のさまざまな課題に応えることを目指しています。
近年、農業は人手不足や資材費の高騰、さらには気候変動による影響など、数多くの問題に直面しています。また、農業生産性を高めつつ、持続可能な方法で技術革新が求められています。水素水は、植物成長の促進、環境ストレスの軽減、さらには土壌の改善にも寄与する可能性があるため、次世代の農業技術として注目されています。
この実証プロジェクトでは、水素水を実際の農業現場で活用し、生産性を向上させつつ持続可能な農業モデルを確立することを目指しています。樋口氏は「この取り組みは即座に結果が出るものではないが、いちごと向き合い、環境との対話を通じて新しい農業の選択肢を広げる大切な一歩である」とコメントしています。
農業は命を育む重要な産業です。本プロジェクトによって得られた知見は、農業従事者や教育機関と共有し、地域農業の発展に貢献できるよう努めていく予定です。
株式会社SUISO JAPANの代表、稲石陽氏は「Suiliveの技術を農業に応用することで、農業従事者を支え、日本の第一産業を守っていきたい」と述べています。この革新プロジェクトは、農業の未来を切り拓く鍵となるかもしれません。
ますます注目が高まる水素農業の技術、そして新たな農業モデルが誕生することを期待せずにはいられません。