AIマーケティングシステム「UZ」が進化
株式会社コラボスは、東京都千代田区に本社を置く企業で、コールセンターシステムやマーケティングシステムをクラウド形式で提供しています。最近発表されたのは、同社のAIマーケティングシステム「UZ」のバージョンアップ。平成30年4月1日(火)より、業界最先端のAI技術を駆使し、特にVOC(Voice of Customer)の分析・活用において新たな機能を追加しました。
進化した「UZ」の新機能
今回のバージョンアップでは、様々な新機能が投入されました。特に注目すべきは、生成AIモデル「Gemini」との連携機能です。これにより、通話録音データから抽出された顧客の興味や関心キーワードを基に、高度なコンテンツを自動生成することが可能になります。新たに追加されたコンテンツは、対話分析に特化したレポートで、顧客満足度の向上に直接つながる情報を提供します。
加えて、HTMLやPDF、テキストデータのアップロードが可能になり、さらには音声認識結果ファイルを一括でダウンロードできる機能も加わりました。この一括ダウンロード機能は、ユーザーにとっての作業効率を大幅に向上させることが期待されます。
VOC分析の重要性
VOC分析は、企業が顧客のニーズや不満を直接把握するための重要な手段です。しかし従来の分析ツールでは、単なるキーワードの抽出や簡単な要約にとどまっており、実際の営業活動やマーケティング施策にまで活用することは難しい面がありました。そこで「UZ」は、このニーズに応じた機能拡充を図り、ユーザーが手間をかけずに高度なVOC分析を実施できるように設計されています。
AI技術の進化がもたらす利点
「UZ」では独自のRAG(Retrieval Augmented Generation)およびグラウンディング技術を採用しています。この技術により、コンテンツ生成時の誤情報を抑えつつ、より正確な情報提供を行っています。これによって、企業はより信頼性の高い情報をもとに営業活動やマーケティング施策を行うことができます。
新機能の具体例
新バージョンの「UZ」では、特に「対話分析」と「VOC活用」に特化したコンテンツが自動生成されます。具体的には、顧客からの問い合わせやニーズの傾向を分析し、それに基づいた効果的なFAQを生成することができるのです。これにより、企業は顧客に合った応対や提案ができるようになります。
このように、バージョンアップされた「UZ」は、企業にとっての営業やマーケティング活動を大幅に支援するものとなります。今後も、コラボスは「声をきき、未来をつくる」ブランドコンセプトを大切にし、進化し続けることで、顧客と企業双方に価値を提供していくことでしょう。
会社情報
株式会社コラボスは、2001年に設立され、現在も成長を続けています。今後も新たな機能追加やサービス革新を目指し、ユーザーのニーズに応えていく姿勢を崩しません。興味のある方は、公式ウェブサイトでさらに詳しい情報をご確認ください。