ミャンマー地震に対するWWFジャパンの緊急支援
2025年3月28日に発生したミャンマー地震により、多くの方が命を失い、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。この未曾有の自然災害は、貴重な生態系や地域の生活にも大きな影響を与えました。
特にWWFミャンマーが取り組む、絶滅危惧種のイラワジイルカの保護活動や淡水生態系の保全が行われるエーヤワディー川流域、インレー湖でも深刻な影響が確認されています。
WWFジャパンは、この震災を受けて、被害を受けた人々と自然環境を支えるために緊急支援を実施しています。具体的には、失った住居や生活必需品の支援、漁業者への漁具や船の修理・購入支援を行っていますが、十分な資金が不足している状況です。
支援の内容
WWFジャパンは、公益財団法人として、地震によって深刻な影響を受けた地域コミュニティへの寄付をお願いしています。寄付金は、以下の支援活動に使われる予定です:
1.
緊急支援活動: 被災者への衣食住支援、生活必需品の提供。
2.
漁業支援: 漁具や漁船を失った方々への新しい漁網の提供や船の修理支援。
3.
環境保全活動: 汚染された水質の調査や住民の聞き取り調査。
4.
再建支援: 破壊された村落の再建に必要な資材の提供。
5.
地域の持続可能な発展支援: 浄水装置や太陽光発電設備の提供。
寄付の方法
寄付は、次の方法で受け付けています。
- - PayPalによる募金: こちらから募金の種類を「ミャンマー地震被害対応の活動」に指定して申し込めます。
- - Yahoo!ネット募金: より直接的な寄付はこちらのページから行えます。
WWFMミャンマーの取り組み
WWFミャンマーは、地域の漁業者や保護活動家と密接に連携しながら、地域の生態系と文化を守るために様々なプロジェクトに取り組んでいます。地震後、交通網の分断がある中でも、インレー湖の現場での支援ニーズの調査を行い、地域の状況を把握するための努力を続けています。国際的なWWFのネットワークを活用し、支援活動を強化しています。
一日でも早い復興を
WWFジャパンの事務局長である東梅貞義は、地域の信頼関係と安定した暮らしが自然保護活動の根幹を支えていると強調しています。今回の地震は、地域の人々の生活や貴重な自然を守るための取り組みを脅かしています。私たちは、皆さんの支援を必要としています。
ぜひ、この支援の輪に加わり、被災地を支える力になっていただければと思います。詳細はWWFジャパンのウェブサイトにてご確認いただけます。
WWFジャパンウェブサイト
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。