HIEN Aero Technologies、スイスの無人航空機メーカーSwissDrones AGと販売パートナー契約締結！大型無人機による物流や防災事業の早期普及目指す

HIEN Aero Technologies、大型無人機「SDO 50 V3」の国内販売開始！

HIEN Aero Technologies株式会社は、スイスの無人航空機メーカーSwissDrones AGと、ヘリコプター型タービン無人機「SDO 50 V3」の販売に関するパートナー契約を締結しました。

「SDO 50 V3」は、ユニークなインターメッシングローターを搭載したガスタービン駆動のヘリコプター型無人機で、2013年の販売開始以来、世界各国で実用機として投入されています。

欧州各国でのBVLOS（目視外）飛行許可を取得し、米国ではFAAより米国全土でのBVLOS飛行認可を得た最初の無人航空機（離陸重量55ポンド以上）です。

最大3時間の飛行時間、最大42kgのペイロードを誇り、物資輸送、施設監視、洋上監視、地形観測など、ドローンでは実施できない高ペイロード、長時間のミッションから、有人ヘリコプターのミッションの一部を代替する即戦力として投入可能な機体です。

HIEN Aero Technologies株式会社は、日本国内での商用BVLOS飛行のための許認可手続きを開始するとともに、日本国内への販売を開始します。

「SDO 50 V3」の主な特徴

「SDO 50 V3」は、従来のヘリコプター型無人機に比べて、以下の特徴を持っています。

ユニークなインターメッシングローターにより、高い浮上効率を実現
テールローターがないため、安全でメンテナンス性が優れている
タービンエンジンにより、入手容易な航空燃料を使用可能
独自の自動操縦システムによるBVLOS飛行の実績が多数
多様なペイロードに対応可能

大型無人機による物流、防災、監視業務の早期普及を目指します

HIEN Aero Technologies株式会社は、「SDO 50 V3」の販売と展開を通じ、来るべき大型無人航空機による物流、防災、監視業務の早期普及を目指し、さらなる機体開発に注力していくとしています。

「SDO 50 V3」の主な仕様

ローターシステム：インターメッシング（交差二重反転）方式
ローター直径：2 x 2.82 m (9’3”)
エンジン：小型ガスタービン1基
機体寸法（L×W×H）：2.32 m x 0.7 m x 0.92 m
乾燥重量：45 kg (99 lbs)
最大ペイロード：42 kg (93 lbs) （燃料含む）
最大離陸重量：87 kg (192 lbs)
最大飛行時間：3.1 hours
最大運用高度：3,000 m (10,000 ft) AMSL
最大大気速度：20 m/s, 72 km/h
最大運用範囲：100 km (62+ mi) ※通信環境、ペイロードによる
* 価格：TBD※当社にお問い合わせください。