メタバース京都観光プラットフォーム「結KYOTO」登場
近年、テクノロジーの進化に伴い、観光の形が大きく変わりつつあります。その中で注目を集めているのが、株式会社AMP. KYOTOが提供するメタバース京都観光プラットフォーム「結KYOTO」です。このプラットフォームは、2024年4月2日にGoogle Playにてリリースされ、わずか4ヶ月で累計4万ダウンロードという快挙を達成しました。
「結KYOTO」とは
「結KYOTO」は、リアルとバーチャルの世界を繋ぐ観光プラットフォームです。国内外の観光客はもちろん、アート愛好者たちに向けたサービスを展開しています。ユーザーは、6種類のアバターを選び、メタバース空間を自由に散策することができます。各エリアでは様々なサービスが用意されており、コミュニケーション機能を使って他のプレイヤーともつながることが可能です。
メタバースの楽しみ方
「結KYOTO」に入ると、まずはエントランスエリアからスタートします。景観の美しい鳥居を潜り、橋を渡ることで中心街に到着します。そこでは京都の名店が立ち並び、名物の宇治茶や京菓子、そして伝統工芸品など、様々なお土産を手軽に購入できるようになっています。特に外国人観光客にとっても魅力的で、商品は海外配送にも対応しています。このように、物理的な距離を超えて京都の文化を体験できる点が、「結KYOTO」の大きな魅力です。
京都観光案内の充実
また、京都府からの協力を得て、「京都観光案内所」などに設置されたモニターで観光名所の映像を視聴することができます。ユーザーはバーチャルの京都を巡りながら、実際に訪れたくなるような魅力的なスポットを発見できるでしょう。さらに「京都旅行案内所」では、外国人カップル向けにブライダル情報も掲載しており、観光だけでなくライフスタイルに関連する情報も充実しています。
アートと文化の発信
「結KYOTO」内には、永遠(とこしえ)の塔というアートスペースも存在します。この塔では、国内外で活躍するグラフィティアーティストの作品が展示されており、気に入った作品はその場で購入できる仕組みとなっています。アートの楽しみを持ちながら、観光を楽しむことができるのも新しい体験です。
今後の展望
「結KYOTO」は今後も新たなコンテンツを展開していく予定です。例えば、バーチャル空間でのアーティストライブイベントの開催や、京都ツアーの販売など、ますます充実した体験を提供していくとのことです。実際の京都とメタバースを融合させることで、これまでにない観光の楽しみ方を提供していくことが目指されています。
ダウンロード情報
現在、「結KYOTO」は基本的に無料で利用でき、アプリ内課金もあります。PC、Android、iOSデバイスに対応しており、多言語(日本語、英語、韓国語、中国語)にも対応しています。日本の伝統とテクノロジーが融合した「結KYOTO」。新しい形の観光体験を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。