エリアコンパスとは
2023-01-19 09:50:01
地域経済を革新する新たなプラットフォーム『エリアコンパス』とは
新たな観光の形を提案する『エリアコンパス』
観光DXスタートアップであるリーゴが、新しい地域活性化のためのプラットフォーム『エリアコンパス』を発表しました。これは、自治体と観光事業者が効果的に連携し、データを駆使して地域の魅力を最大限に引き出すための全く新しい試みです。この仕組みは、地域の観光資源だけでなく、地域全体の経営を見える化し、強化することを目指しています。
エリアコンパスの基本機能
『エリアコンパス』は、基本的な三つの機能を提供しています。1つ目は、ダッシュボードを通じて、エリアや業種、スポットのデータを可視化する機能。2つ目は、AIを活用した課題抽出や施策提案です。これにより、観光事業者は今後の課題を明確にし、改善に向けた具体的なアクションを計画することができます。3つ目は、関係者間の円滑なコミュニケーションを支援する機能です。
このプラットフォームは、Googleマップのビジネスプロフィールを基盤にした情報収集からスタートしています。今後は、さまざまなデータを組み合わせていく計画で、口コミ情報や決済データなども取り込み、より詳細なエリア分析を可能にします。これにより、地域の魅力を高めるだけでなく、観光事業者の売上向上を図ることができます。
未来を見据えたデータの拡張
2023年の後半からは、さらに多様なデータが追加される予定です。例えば、各種オンライン旅行サイトの口コミや、天候データなど、外部情報を取り入れることで、データの深堀りと分析精度の向上を図ります。このように、多角的なデータを用いることで、地域の観光資源がどのように利用されているのか、具体的な数値で見ることができるようになります。
また、観光だけでなく、地域全体の様々なビジネスへもこのデータ分析を展開し、観光分野から地域全体のデジタル化(DX)を進める意義があります。たとえば、病院やスーパー、さらには美容室などのデータも収集・分析することで、地域の全体像を把握しやすくなります。
Googleマップの利便性
このプラットフォームがGoogleマップを中心に据えるのには理由があります。2022年には、世界中で12億人以上のユーザーが利用しており、日本の月間ユーザー数は4700万人にも達しています。これほど多くの人が利用するプラットフォームと連携することで、実際の観光ニーズに基づいたデータを集めることが可能になります。
特定の観光地だけでなく、一般の旅行者がアクセスする全てのスポットに対するデータ収集が行えるのも重要です。これにより、宿泊施設や飲食店のほか、観光施設全体の比較や分析が容易になり、地域の競争力を高める戦略を考えることができます。
観光業界の現状と期待
現在、日本の観光業界はまだ多くの課題を抱えています。生産性の低さは特に著しく、観光施設の営業利益率は全体の中でもワーストクラスです。それでも、日本は観光資源が豊富であり、そのポテンシャルは計り知れません。『エリアコンパス』の活用によって、地域の見える化が進み、効果的な戦略を実行しやすくなります。
観光業が持つ地域活性化の力は大きく、地域経営の改善にも寄与します。『エリアコンパス』が実現するデータ駆動型のアプローチが、これからの観光業の成長を促進するでしょう。旅行の面倒をゼロにし、感動を最大にすることを目指し、リーゴは日々努力しています。
まとめ
『エリアコンパス』は、地方自治体と観光事業者が協力し合い、地域全体の魅力を引き出すための革新的なプラットフォームです。今後、具体的なデータの流通を促進することで、観光業界全体の生産性向上に寄与することが期待されています。関心のある方は、ぜひウェビナーにご参加ください。そして、共に地域の未来を築いていきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社リーゴ
- 住所
- 東京都港区北青山2-7-20猪瀬ビル2階
- 電話番号
-
050-1742-8460