第10回企業ボランティア・アワード受賞企業の発表
2025年2月26日(水)、東京の大神宮マツヤサロンにて、東京ボランティア・市民活動センターが主催する「企業ボランティアの祭典2025」が開催されました。当イベントの中で、
第10回企業ボランティア・アワードの受賞企業が発表され、企業がボランティア活動を通じて社会にどのように貢献しているかを称賛されました。
このアワードでは、企業の従業員が主体的にボランティア活動に取り組んでいること、地域や非営利団体のニーズに応じた活動がなされていること、社員が参加しやすい工夫が施されていることの3つの基準が設けられ、各企業の活動が評価されました。
受賞企業とその活動内容
大賞受賞企業
1.
サノフィジャパン・グループ
健康・医療について子どもたちに啓発する活動を行っています。パートナー団体として認定NPO法人キッズドアと連携。
2.
日本オラクル株式会社
「体験の格差」解消に向けた取り組みを実施。認定NPO法人Learning for Allと協力し、子どもたちにさまざまな体験を提供しています。
3.
株式会社プロロジス
森林の再生と障がいを持つ方への雇用創出を目指すプロジェクトに取り組んでいます。
特別賞受賞企業
1.
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ
能登半島地震の発生直後から、継続的な支援を行い、地域の復興に寄与しています。
2.
住友三井オートサービス株式会社
物資や金銭だけではなく、心に寄り添う支援の重要性を訴え続けています。
3.
パナソニックグループ
災害ボランティアに関する学びを実践に繋げる努力をしており、教育機会を提供しています。
インクルーシブ社会奨励賞
外国人留学生と社員ボランティアのオンライン交流を通じて、多様な価値観の理解を促進しています。
ユースサポート奨励賞
視覚障がい者や高齢者向けの音声ナビを子どもたちと一緒に考えるワークショップを実施し、さらなる社会的包摂を目指しています。
選考委員会
選考は厳正に行われ、名誉教授やNPO法人の代表らによる委員会が評価を行いました。特に、地域貢献の視点から各企業の活動が高く評価されました。
おわりに
このアワードは、企業の社会的責任を果たす活動を促進する重要なイベントとして位置づけられています。ボランティア活動は、その企業のイメージを向上させるだけでなく、社員の士気やチームワークを向上させることにも繋がるでしょう。今後も、このような素晴らしい活動が広がり、多くの企業が参加することを期待しています。
問い合わせ先や詳細については、
東京ボランティア・市民活動センターの公式サイトを訪れてください。