VistaNetとHPEが提携
2024-05-07 10:30:01

VistaNet、HPEとの販売特約店契約でIT運用ソリューションを拡充

VistaNet株式会社がHPE社との新しい提携を発表



VistaNet株式会社は、2023年5月から日本ヒューレット・パッカード合同会社(以下HPE社)との販売特約店契約を結び、IT運用ソリューションの提供範囲を拡大することを発表しました。この契約により、VistaNetはHPE社の製品を直接購入し、再販する一次店としての役割を担います。

VistaNetの経歴とOpsRamp



VistaNetは2014年に設立され、SaaSベースの統合IT運用ソリューション「OpsRamp」の日本展開を担当してきました。これまで多くの日本企業に対してOpsRampの販売や導入、技術サポートを行ってきましたが、最近OpsRampがHPE社に買収されたことで、VistaNetは取り扱う製品群を拡大することになりました。

今回の新たな契約により、VistaNetはOpsRampだけでなく、HPE社の主力製品「GreenLake」をはじめとする幅広い製品を取り扱うことが可能になります。これにより、顧客はOpsRampに加え、HPE社のさまざまなIT運用ソリューションを利用できるようになります。

HPE社からの評価



HPE社の常務執行役員である田中泰光氏は、VistaNetとの新たなパートナーシップを歓迎しました。田中氏は、「現在のITインフラはハイブリッド化が進行しており、各企業は多様なワークロードの最適化と管理負担の軽減が求められている。VistaNet様の技術力と提案力が、HPEのソリューションと組み合わせることで、顧客にとって非常に価値のあるものになると確信している」とコメントしています。

OpsRampの特徴


OpsRampは、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境において、IT運用の可視化および自動化を支援するSaaSソリューションです。複雑なIT運用環境でも、効率的な管理を実現するためのツールを提供しています。2023年のHPE社による買収以降、OpsRampはHPEの一部門として統合され、これまで以上に効果的なサービスを提供することが期待されています。

VistaNetの今後の展望



VistaNetは、HPE社の販売特約店として、OpsRampを基盤に、日本市場向けのIT運用ソリューションをさらに強化していく方針です。今後も、新たな技術やサービスを導入し、顧客のニーズに応えるための体制を整えていく考えです。たとえば、HPE社のサーバー、ストレージ、ソフトウェアなどと連携することで、テクノロジーの進化に伴う新たな価値を顧客に提供することを目指します。

まとめ



VistaNetがHPE社との販売特約店契約を締結したことにより、日本におけるIT運用ソリューションは新たなステージへと進化しています。これからのビジネス環境において、VistaNetはより多様なニーズに応え、顧客のビジネス変革を支援する重要なパートナーとしての役割を果たしていくことになるでしょう。

会社情報

会社名
VistaNet株式会社
住所
東京都中央区銀座6-6-1銀座風月堂ビル5階
電話番号
03-5537-6826

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