モリサワの特許取得
2025-08-18 14:19:19

モリサワ、Webフォント契約管理と配信技術の特許取得で効率化へ

モリサワがWebフォント契約管理技術で新たな特許を取得



株式会社モリサワ(以下、モリサワ)が、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」に関連するWebフォントの契約管理及び配信技術において、2件の特許を取得しました。これにより、Web制作現場における課題を解決し、サービスの効率化と安定性が一層強化されることが期待されています。

Web制作における課題



近年、Web制作においては多数の関係者が関与することが一般的です。そのため、フォントの契約管理や配信速度に関する問題が発生することが多々あります。特に、クライアント企業への制作会社の移行に伴って契約者を変更する際、手間がかかるという声が多く聞かれます。このような課題に応えるため、モリサワは独自の技術を開発し、特許申請を行っていました。

特許の概要



特許第7683870号:CSSリンクの管理に関する特許



この特許は、契約者変更時に埋め込みコードを変更せずに契約情報を更新できるというものです。これにより、制作会社からクライアントへの移行作業を大幅に効率化し、制作者と運営者の負担を軽減します。モリサワ Fontsでは、この技術を活用し、2024年12月には「プロジェクト引き継ぎ機能」を新たに追加予定です。これにより、制作から運用への円滑な移行が実現され、Webフォントの導入や管理がよりスムーズになります。

特許第7650041号:フォント利用量の測定に関する特許



次に、こちらの特許はWebフォントの配信及び利用状況を正確に測定する技術です。Morisawa Fontsでは、ユーザーが初めてWebページにアクセスした際、エッジサーバーがフォント配信サーバーから情報を取得・保存し、その後のアクセスではエッジサーバーから直接フォントを提供します。この仕組みにより、高速な配信と正確な利用量の測定を両立し、ユーザーにとって快適な体験が提供されます。

Morisawa Fontsの魅力



Morisawa Fontsは、クラウド型のフォントサブスクリプションサービスで、グラフィックデザインやWebサイト、UI/UXデザイン、さらには映像制作でも柔軟に利用できます。事業の規模に応じた機能も随時アップデートされており、効率的なワークフローを支援しています。特に、年間4800万PV以下のサイト向けの「Webフォント」、より手軽な「Webフォント Lite」、大規模なWebサイト向けの「Webフォント Pro」が用意されており、ニーズに応じた選択が可能です。

まとめ



株式会社モリサワの特許取得により、Webフォントの契約管理や配信技術が向上することは、制作現場における効率化や快適なユーザー体験の実現につながります。未来のWeb制作を支える革新の一手として、今後の展開にも注目です。さらに詳細を知りたい方は、Morisawa Fontsの公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社モリサワ
住所
大阪市浪速区敷津東2-6-25
電話番号
06-6649-2151

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