PG Labs、3億円の資金調達を実施
株式会社PGL(通称PG Labs)は、東京都渋谷区に本社を置き、Web3事業の企画・開発支援を行っています。この度、国内外のベンチャーキャピタルや個人投資家から総額3億円のシード資金を調達しました。この資金調達は、Ethereum Foundationなどからのグラント支援を含むもので、PG Labsの「公共財」を基盤にしたプロジェクトへの高い評価が反映されています。
資金調達の意義と背景
PG Labsは、EthereumとLayer 2を利用した革新的なWeb3事業を展開することに注力しています。今回の資金調達により、同社は「Pheasant Network」に関連するインターオペラビリティプロトコルの開発をさらに強化する計画です。実際、自社プラットフォームはすでに300億円以上のクロスチェーン取引を処理しており、その能力は高く評価されています。
PG Labsのミッションとビジョン
PG Labsは「Public Goods(公共財)」という理念のもと、あらゆる資産をオンチェーン化することを目指しています。この理念は、社会全体に対する貢献を重視しており、持続可能なWeb3エコシステムの構築を目指しています。また、PG Labsはグローバル展開やマーケティング支援にも注力し、短期間でスケール可能な戦略を実現することを目指しています。
事業の具体的な取り組み
PG Labsは、主に以下の三つの領域で活動しています。まず一つ目は、EthereumやLayer 2を用いたWeb3事業の企画と開発支援です。企業が実際に稼働するプロダクトを創出するため、計画から開発までをトータルにサポートしています。二つ目は、グローバルな展開に向けたWeb3マーケティングの支援です。海外のプロジェクトやLayer 2によるサポートを取り入れ、迅速なマーケティングを実現しています。最後に、Pheasant Networkの開発です。30以上のLayer 2ネットワークと連携し、効率的なインターオペラビリティを確保しています。
未来への展望
今後PG Labsは、今回の資金調達を足がかりに、さらにイーサリアムとLayer 2を基盤にした事業を推進していくつもりです。「世界を支えるPublic Goodsを創る」というミッションを掲げ、公共性と実用性を兼ね備えたWeb3インフラの創造に取り組む構えです。これにより、さらなる社会貢献を果たしながら、日本市場でのWeb3事業の拡大に貢献することが期待されています。
会社概要
PG Labsの代表である田上智裕氏は、社会全体に利益をもたらす仕組みづくりを推進しており、同社の公式ウェブサイトでは最新情報が公開されています。PG Labsの今後の成長とコミットメントに注目が集まります。