大阪万博に大東建託協賛
2024-06-28 15:30:21

大東建託、2025年大阪・関西万博会場整備に協賛!国産材活用で持続可能性と地域創生に貢献

大東建託、大阪・関西万博の会場整備に国産材で貢献!



2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場整備に、大東建託株式会社がサプライヤーとして協賛することが発表されました。同社は、万博会場内の小規模屋外イベントステージ「ポップアップステージ(東内)」に設置される、CLTで作られた3棟の「CLTキャビン」と観客席を兼ねた「ウッドデッキ」に、国産材を提供します。

「ポップアップステージ(東内)」は、建築家の桐圭佑氏による一級建築事務所KIRI ARCHITECTSの設計で、特徴的な雲の屋根が印象的です。ステージの隣には、倉庫や楽屋として利用されるCLTキャビンが設置されます。大東建託は、西日本エリアで調達した国産材をこれらの施設に提供し、イベント終了後にはCLTキャビンは建設現場の事務所として再利用されます。ウッドデッキに使用された木材は、同社のオリジナルリサイクル材であるリサイクル・パーティクルボードの製造に活用されます。

国産材活用で持続可能性と地域創生に貢献



大東建託は、主力事業である賃貸住宅においても、近年国産材の活用に力を入れています。2024年1月末には、岩手県一関市に国産材100%の賃貸住宅を完成させています。同社は、安定供給が期待できる国産材の活用を重要視しており、今回の万博への協賛を通じて、国産材の利用促進をさらに推進していく方針です。

CLTキャビンに使用する木材は、厚さ150mmの国産スギでできたCLTです。同社のCLT賃貸住宅商品「フォルターブ」にも使用されており、高い断熱性で快適な空間を実現しています。CLTキャビンは、4t~8tトラックで運搬できるよう、床面積約10㎡で設計されています。

環境負荷低減と林業振興への貢献



大東建託は、炭素固定効果のある木材を有効活用することで、大阪・関西万博のイベント自体の持続可能性に貢献するとともに、国産材活用による日本の林業振興と地域創生にも積極的に取り組んでいきます。今回の協賛は、同社の環境への配慮と地域貢献への取り組みを示す象徴的な事例と言えるでしょう。

万博開催概要



開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)
開催地:大阪市此花区 夢洲(ゆめしま)
運営:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
公式HP:https://www.expo2025.or.jp/


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