Voicyとファンベースカンパニーが結ぶ音声活用の未来
株式会社Voicy(本社:東京都渋谷区)と株式会社ファンベースカンパニー(本社:東京都千代田区)は、2026年6月12日に音声を用いた企業・ブランドのファンとのコミュニケーションを推進するための包括的なアライアンスを締結しました。この新しい取り組みでは、両社の得意分野を活かし、ファンの声を深く理解することで、より効果的な「ファンとの絆」を築くためのソリューションを共同で開発・提供していくことを目指しています。
背景:耳に宿る可処分時間
近年、生成AI技術の発展により、私たちのスクリーンに向かう時間が著しく増加しています。これに伴い、マーケティング現場ではテキストや動画コンテンツが氾濫し、一般生活者にとって「もう画面を見たくない」と感じる状況が多くなっています。今、耳を使った「ながら時間」における可処分時間だけが残されています。
音声メディアは、トーンや間、感情をそのまま伝えることができるため、企業が「人」としての魅力を発信し、ファンとの深い信頼関係を構築するのに最適です。Voicyでは、個人のパーソナリティに対して月額で課金するプレミアムリスナーが毎年増加し、「声」を通じて形成される経済圏が浸透しつつあります。2025年に開催された「Voicyファンフェスタ2025」では、全8公演が完売し、顧客推奨度(NPS)は58.1という高評価を得ました。
このような「声がファンを作る」現象を、企業のファンベース構築に活用するため、ファンベースカンパニーとのアライアンスが実現しました。
アライアンスの内容
このアライアンスに基づき、両社はファンベースカンパニーが持つファン調査や分析手法と、Voicyの音声プラットフォーム及びファンダム形成の知見を融合させる予定です。主に以下の3つの領域で協力していきます。
- - 「声でファンとのいい関係をつくる」共同ソリューション提供
ファンベースカンパニーが実施するファン調査・分析結果を基に、企業が「誰に」「何を」「どう届けるか」を明確にし、Voicyの法人向け音声配信サービス「VoicyPro」を組み合わせたソリューションを共同開発します。このアプローチによってファンの理解を深め、ニーズに合った音声コンテンツを提供し、より高いLTV(顧客生涯価値)と継続率の向上を目指します。
「声でファンとのいい関係をつくる」という新しいコンセプトの周知を目的として、両社によるセミナーやウェビナーを開催します。第一弾として、2026年7月7日(火)にオンライン形式で受講無料のウェビナーを予定しています。当日はファンベースの基本や音声を活用した信頼構築の事例、協力ソリューションの概要を紹介します。
アライアンスの一環として、ファンベースカンパニーの津田匡保氏をはじめとするメンバーが、人間や社会を音声を通じて探求する公式番組の準備を進めています。詳細は2026年7月以降に発表予定です。
各社の意見
ファンベースカンパニーの代表取締役CEOである津田匡保氏は、「ファンベースの実践において大切なのは顧客に情緒的価値を感じてもらうこと」と述べています。同社は800以上のプロジェクトを通じて、「中の人」の熱意が顧客に共感を生み出していることを観察してきたと語ります。音声はその特性から、ファンとの関係構築にも最も適した手段であると考えています。
Voicyの法人ソリューション責任者の土井遼平氏は、音声が人と人との関係を深める力を確信しています。彼は「Voicyを通じた新たなファンダムの形成が期待される」と語り、両社の協力により、企業における「人」の魅力をより伝えられることを強調しています。
会社情報
株式会社ファンベースカンパニー
株式会社Voicy
- - 所在地: 東京都渋谷区南平台町2-17 A-PLACE渋谷南平台3階
- - 設立: 2016年2月
- - 代表者: 緒方憲太郎
- - 公式サイト: voicy.jp