フィリピンの子どもたちに希望を！国際子どもの日に寄付募集中

教育を受ける権利を守るために

6月1日は「国際子どもの日」。この日、世界中で子どもたちの幸せと健やかな成長を願い、様々な取り組みが行われます。日本でも認定NPO法人アイキャンが、特にフィリピンの路上生活を余儀なくされている子どもたちの支援を行います。「アイキャン」は、愛知県名古屋市に本拠を置く団体で、フィリピンを中心に貧困や災害による影響を受ける子どもたちの支援を行っている国際協力NGOです。

学びを諦めることのつらさ

路上生活をしている子どもたちは、学校に通うことができず、日々の生活を優先せざるを得ません。彼らは食べ物を得るために働くことを余儀なくされ、学用品の購入すら難しい状況です。そんな中、制服や往復の交通費、さらには昼食代が用意できないために、義務教育すら受けられない子どもたちがたくさんいます。これにより、教育を受けられなかった子どもたちは将来的に安定した職業を得ることが難しく、貧困の連鎖が続いてしまいます。

一人の少年アロン君は、路上で雑巾を売りながら家族を支えています。「同じ歳の子たちが学校に通っている姿を見るのが羨ましい。でも、僕には勉強するチャンスが来ないと思っている」と語る彼の言葉は、多くの子どもたちが抱える気持ちを表しています。

学びの価値を理解する活動

アイキャンは、教育の大切さを子どもたちに伝え、学びの場を提供すべく日々活動を行っています。単に文房具を提供するだけではなく、地域の若者たちとともに学びの意味を考え、子どもたちが学校に戻ることができるような支援を行っています。

復学したダニエル君は、何年も学校に通わなかったため、年齢的にクラスメートとは異なる状況です。「体が大きいけど、気にしない。勉強を続けて卒業し、いつか路上の子どもたちを助けたい」と、未来に希望を抱いています。教育を受ける権利を奪われた子どもたちが、夢を追えるような支援が求められています。

寄付に関するお願い

私たちアイキャンは、フィリピンで進級を諦める多くの子どもたちを見てきました。鉛筆一本、ノート一冊で学びを諦める子どもたちが必要な支援を受けるために、ぜひ寄付をご検討ください。

寄付金は、学用品の購入や路上教育プログラム、復学手続きの支援に役立てられます。また、アイキャンは認定NPO法人であるため、寄付金控除の対象となり、税制優遇を受けることも可能です。実施期間は2025年6月1日から7月31日までを予定しています。

寄付の方法

以下の方法で寄付が可能です。
1. クレジットカード：詳細はこちらを参照してください。
2. 銀行振込：
- 楽天銀行 210口座 7001258
- 三菱UFJ銀行名古屋駅前支店 221 普通2361021
- ゆうちょ銀行 00850-6-78233

寄付に関する詳細や質問は、アイキャンまでお気軽にお問い合わせください。