新しい調味料『Foam』・『Leaf』の発売発表
明治2年(1869年)に創業した醤油味噌醸造の老舗、株式会社フンドーダイ(熊本県熊本市)は、2025年4月17日(木)に新たな製品『Foam』と『Leaf』の販売を開始することを発表しました。これらの製品は、醤油と味噌を新しい形に変えることで、ユーザーに新たな食体験を提供します。
新しい形状の調味料『Foam』
『Foam』シリーズは、特許技術を使用して醤油をムース状にしたものです。具体的には、基礎調味料を亜酸化窒素ガスで泡化することによって実現されています。この技術により、滑らかな食感が特徴で、幅広い料理に応じて盛り付けが可能です。
商品展開
- - Foam-Clear Soy Sauce(フォーム透明醤油)
- 透明醤油をムース化したもので、料理の見た目を引き立てます。150mlサイズ(価格:2,000円税別)。
- - Foam-Sweet Soy Sauce(フォーム甘口醤油)
- 熊本郷土の甘口醤油をムースにしたもの。150mlサイズ(価格:2,000円税別)。
これらの製品は、特に料理のプレゼンテーションを考えるシェフにとって、非常に重宝されるでしょう。
多彩な使い方ができる『Leaf』シリーズ
もう一つの注目ポイントは『Leaf』シリーズです。こちらは、醤油と味噌をシート状に加工した製品です。寒天のみを使用してシート化し、添加物を使わずに仕上げています。
商品展開
- - Leaf-Soy Sauce(リーフしょうゆ)
- JAS特級本醸造の減塩醤油を使用。シートはわずか0.2mmの薄さで、料理に載せたり巻いたりするのが容易です。価格は2,400円(税別)。
- 大豆、米、麦から作られた豊かな風味の味噌で、同じくシート状になっています。3枚入りで2,400円(税別)。
監修シェフが提案するレシピ
これらの調味料を使用したレシピも披露されています。フレンチシェフの大森雄哉氏が監修したレシピは、和洋折衷の魅力を味わえるものです。例えば、『魚介のタルタル』や『ジビーフのカツレツ』など、驚くようなプレゼンテーションを実現できます。
企業としての成長
1869年の創業以来、フンドーダイは「食を通じて社会に貢献する」という使命感のもと、調味料の開発・製造に励んでいます。近年では海外市場にも積極的に進出し、「令和3年度 輸出に取り組む優良事業者」として農林水産大臣賞を受賞するなど、評価を得ています。今後の展開にも目が離せません。
まとめ
『Foam』と『Leaf』は、従来の調味料に新たな風を吹き込み、料理の幅を広げるアイテムです。発売を心待ちにし、ぜひ新しい食の楽しみを体験してみてはいかがでしょうか?