藤城清治特別展
2019-07-10 16:30:04
影絵作家 藤城清治特別展「こびとと生きる喜び展」が秋田で開催!
影絵作家の藤城清治氏が手掛ける特別展「こびとと生きる喜び展」が、2019年7月21日から9月23日までの期間、秋田県立美術館で開催されることが決定しました。この展覧会は、新作の影絵作品はもちろん、その背後にある郷愁や敬愛の思いが込められています。
展覧会の見どころ
本展の魅力は、秋田をテーマにした新しい影絵作品やデッサンが多数展示されることです。藤城氏の作品は、その独自の視点と技術で多様な情景や物語を表現しており、見る人々をその世界に引き込みます。特に、故郷である秋田を題材とした作品群は、彼の深い感情と関わりを感じさせるものであり、訪れる人々にとって懐かしさと喜びにあふれた体験となるでしょう。
また、この特別展では、藤城清治の恩師である猪熊弦一郎と親交のあった画家、藤田嗣治の1930年代の作品も常設展示されています。この二人のアートの関係性もまた、藤城氏の影絵作品の背景に強く影響を与えていることが伺えます。
サイン会の開催
さらに、展覧会の中ではサイン会も予定されています。8月24日(土)の13時30分と、9月22日(日)の同じ時間に、版画やグッズを購入した方を対象にしたサイン会が行われます。この機会に藤城氏に直接触れ合える貴重な時間をお見逃しなく。
参加方法と会場情報
展覧会は、秋田県立美術館で開催され、一般入館料は1400円(前売り1200円)、高・大学生は1000円(前売り800円)、中学生以下は無料となっています。約200点の作品が展示され、開館時間は午前10時から午後6時まで(最終入館は午後5時30分)。特に初日である7月21日は13時30分からの開館となるので、お越しの際はご注意ください。
藤城清治のプロフィール
藤城清治氏は1924年に生まれ、日本の影絵作家として広く知られています。また、キャラクター「ケロヨン」の原作者でもあり、画業は多岐にわたります。12歳から絵画に親しみ、猪熊弦一郎や脇田和らの指導を受け成長。経済学部を卒業後、影絵を「暮しの手帖」で連載し、多くの賞を受賞しています。近年も紫綬褒章や勲四等旭日小綬賞を受賞し、その功績が認められています。
秋田県立美術館について
秋田県立美術館は、公益財団法人平野政吉美術財団の管理下で運営されており、県民が芸術を身近に楽しむための場を提供しています。美術館では藤田嗣治の作品も展示されており、訪問者にとって魅力的なアートスポットです。
住 所:秋田市中通1丁目4-2
Tel:018-853-8686
交通アクセスは、JR秋田駅から徒歩10分、秋田空港からはバスで約40分、また自動車利用でもアクセスが便利です。
この特別展は、藤城清治氏のアートを深く理解し、感じるまたとない機会です。ぜひ足を運び、彼の影絵の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社藤城清治事務所
- 住所
- 東京都目黒区南1丁目19-13
- 電話番号
-
03-3718-3261