北海道食品機能性表示制度初の認定を受けたフジッコの健康食品

フジッコの健康食品が北海道で初の認定

フジッコ株式会社が生産する「カスピ海ヨーグルト™ プレーン400ｇ」と「おいしいだいず水煮」が、北海道庁が策定した食品機能性表示制度「ヘルシーDo（ドゥ）」において認定を獲得しました。この制度は、特定の健康機能を持つ食品について検証が行われ、認定商品として許可を得ることを目的としています。

認定の背景

「ヘルシーDo」は、北海道産の食品の高付加価値化を推進することを目指しており、企業が提供する商品に関連する研究の裏付けが求められます。認定にあたっては、企業が生産する加工食品について、学識経験者の意見をもとに健康に関する研究が十分であると判断された場合にのみ、認定が与えられます。

今回認定されたフジッコの二商品は、いずれも健康に寄与する要素を含んでいることが明確に示されており、消費者にとって安心の指標となります。

商品詳細

「カスピ海ヨーグルト™ プレーン400ｇ」は、選ばれた生乳を使用し、クレモリス菌FC株を含むプロバイオティクス乳酸菌が特長です。この乳酸菌は、腸まで届く生きた菌としての機能が科学的に証明されており、その栄養価の高さから健康づくりに一役買うとされています。また、このヨーグルトは、発酵過程で生成される特有の「EPS」成分が豊富で、他のヨーグルトとは一線を画しています。

一方で、「おいしいだいず水煮」は、北海道産の大豆を使用した製品で、特に大豆イソフラボンが豊富です。大豆が持つ栄養素を最大限に生かし、手間いらずで使いやすい水煮タイプ。また、大豆イソフラボンは多くの健康効果が期待されており、日本人の健康維持に寄与する重要な成分です。

ヘルシーDoの役割

北海道食品機能性表示制度「ヘルシーDo」は、消費者に対して高価値の情報を提供するだけでなく、企業の取り組みを広く支援することを目的としています。また、認定商品には特別なマークが表示され、消費者が見てすぐにその健康機能が認識できるようになっています。制度の愛称である「ヘルシーDo」は、健康と北海道を組み合わせたもので、消費者の認知向上にも貢献することを狙っています。

会社概要と今後の展望

フジッコ株式会社は、1960年に設立され、兵庫県神戸市に本社があります。今後も、健康に特化した製品を開発し、消費者のニーズに応えることを目指し続けます。この初の認定をきっかけに、さらなる製品の認定を目指し、北海道の食文化と健康の発展に寄与することが期待されます。資本金は約65億円、従業員数は2,306名に上ります。

詳細については、公式ウェブサイトで確認できます。健康と北海道を結ぶこの新しい制度に注目が集まります。フジッコの製品もまた、健康的な食生活を支える重要な選択肢となることでしょう。