東洋エンジニアリングが推進する経費DXとは
1. 導入の背景
東洋エンジニアリング株式会社は、石油化学関連の各種産業プラントの設計・調達・施工(EPC)を手掛ける企業で、グループ全体で6,000名以上の体制を誇ります。この中で、経費精算や請求書管理の運用は、未だに紙媒体やExcel、メールを用いた従来型の方式が続いていました。そのため、業務の効率化や透明性の向上が切に求められていました。
近年、新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが増加する中、従来の対面業務プロセスの見直しが急がれていました。こうした背景から、同社は経費のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するプロジェクトに着手し、ペーパーレス化と内部統制の強化を目指していました。実際に、同社の子会社ではSAP Concurの利用が始まっており、その成功事例が導入の後押しとなりました。
2. 導入の決め手
プロジェクトを主導した経理財務本部の渡部様と嶋田様は、SAP Concurの導入を決定する際、子会社の運用状況を詳細にヒアリングしました。そこで得られた評価は非常に高く、特にニーズウェルのサポート体制についても高い信頼を得ることができました。それが導入の大きな決め手となりました。彼らは「グループ内での実績と現場の意見が判断材料となった」と語っています。これにより、他の製品と比較検討した末に、SAP Concurの導入を最終決定し、ニーズウェルに依頼をしました。
3. 導入効果
SAP Concurとニーズウェルの請求書自動登録ソリューションInvoice PAを導入したことで、東洋エンジニアリングでは以下のような業務効率化の効果が生まれています:
- - ペーパーレス化の実現:紙の書類を減らし、業務効率を飛躍的に向上させました。
- - 承認プロセスの可視化:進捗状況が把握できるようになり、内部統制を強化。
- - 証憑・過去データの検索性向上:必要情報に迅速にアクセス可能になり、工数を削減。
- - リモートワーク対応:場所を選ばず承認業務が行なえるようになり、フレキシブルな働き方を促進。
- - 業務リードタイムの短縮:申請から入金までの期間が約58%短縮され、17日から7日へ短縮。
4. 現場の反応
導入からわずかに最初は、操作に不安を抱く声も上がりましたが、運用が進むにつれてその定着が図られました。現在では、SPAC Concurの高い利便性に対する評価が寄せられています。特に、PCやスマートフォンを用いた承認業務が柔軟に行えるようになり、業務負担が軽減されたと多くの声が上がりました。また、全業務の進捗や承認状況の視覚化が進んだことで、日常業務の効率化にも寄与しています。
5. 今後の展望
今後、東洋エンジニアリングでは請求書発行業務や外貨取引、入出金業務においてもさらなるDXを進め、業務の高度化を図る予定です。ニーズウェルは、累計170社以上の導入実績をもとに、東洋エンジニアリングの継続的な業務改善を支援していく所存です。
6. 会社概要
会社名:株式会社ニーズウェル
所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ ガーデンコート13階
代表者:松岡 元
設立:1986年10月
URL:
https://www.needswell.com/
事業内容:ソフトウェアの開発、運用、保守、ソリューション製品の販売など。
このように、経費のDX化は東洋エンジニアリングの業務フローを大きく変えつつあります。今後の展開にも期待が寄せられます。