販促支援「SmarP」開発
2008-06-16 15:02:43
NTTデータとDRUMが協業、製品販促支援の新サービス「SmarP」を開始
NTTデータとDRUM、販促支援ソリューション「SmarP」を発表
新たな販売促進のスタンダード「SmarP」登場
株式会社NTTデータは、6月16日より企業向けのSaaS型セールスプロモーションソリューション「SmarPTM」を提供開始しました。このプロジェクトは、NTTデータと株式会社DRUMとの協業によって実現したもので、流通業を中心に多様な業種での販売促進活動を支援します。
背景と市場ニーズ
近年、流通業や飲食業等において、顧客の継続的な利用を促すためのポイントプログラムやクーポンサービスが広がりを見せています。これに伴い、一企業内だけでなく、異業種間でもポイントプログラムを展開するニーズが高まってきました。この背景から、ITインフラにおける新たな販促活動の重要性が浮上しているのです。
SmarPの特徴と機能
「SmarP」は、複数の販促機能をSaaS型で実現するITサービスプラットフォームです。
主な機能は以下の通りです:
1. 顧客への告知: メルマガやクーポンを通じて顧客への双方向コミュニケーションを可能とします。
2. 決済機能: 電子マネーによる決済とポイント付与・還元のプロセスを整備。
3. 分析機能: 集めたデータを元に顧客の行動分析を行い、次のアクションを導きます。
さらに、SaaS型で提供されるため、導入コストを抑えつつも高いセキュリティレベルで顧客データを守ることができます。
両者の役割分担
NTTデータはシステムの開発・保守・運用を担当し、営業活動にも力を入れます。一方、DRUMは販促ソリューションの企画・制作、営業に専念します。両者の協業により、顧客ニーズに合わせた販売促進策をスピーディに市場に届けることが期待されます。
今後の展開と目標
「SmarP」の初のユーザーとして株式会社リクルートが登場し、2008年6月26日からはポイントサービス「ポイコ」を支えるITインフラとして利用される予定です。また、両社は消費財メーカーや大手流通業者向けに新たな販促ソリューションを共同開発し、年度内に30社への導入を目指しています。
さらに、将来的にはFelica型ICカードを利用した決済連動のキャンペーンプログラムや、エコポイント制度を利用した新しい取り組みも視野に入れています。
このように、「SmarP」は企業が求める多様な販促ニーズに応える可能性を秘めており、今後の成長が非常に楽しみなソリューションと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社DRUM
- 住所
- 東京都渋谷区神南1-20-11造園会館7F
- 電話番号
-
03-6415-6211