松屋銀座100年展
2025-04-16 12:28:42

松屋銀座が歩んだ100年の歴史を振り返る特別展開催

松屋銀座が歩んだ100年の歴史を辿る特別展示



松屋銀座で開催される特別展示『松屋銀座100年の足跡』は、同店が歩んできた長い歴史と変遷を振り返る貴重な機会です。1870年の創業から今に至るまで、多くの出来事と変化を経て、松屋銀座は日本のファッションとライフスタイルの一翼を担ってきました。

初代・古屋徳兵衛の足跡



1868年、松屋の創業者である初代・古屋徳兵衛は、東京と横浜を結ぶ仲継商としての商売を開始しました。仲継商とは、小売商のために商品を仕入れ、売り捌く重要な役割を担った商売従事者を指します。こうした初期の商売が後の松屋の隆盛に繋がっていくのです。

鶴屋呉服店の設立



1890年、今川橋に「松屋呉服店」を開店。徳兵衛の妻、満寿夫人による反物端切れの販売が大変好評で、彼も小売業に軸足を移す決断をしました。これが松屋の始まりであり、以後の成長の基礎を築くことになりました。

銀座に拠点を移す



1925年、松屋銀座が新たに開店し、当時の最新鋭の設備を備えた百貨店として登場しました。店内には華やかな中央ホールが設けられ、訪れたお客はその美しさに魅了されました。開店日は多くの人々に祝福され、土足入場に切り替えるなど、当時の商業の進化を象徴する出来事が数多くありました。

第二次世界大戦と復活



1945年、松屋銀座はGHQによる接収を受け、一時的に営業が困難となりますが、智恵を絞り仮営業所を設置し続けました。その後、1952年に接収解除が実現し、翌年に新装開店を果たしました。この復活は松屋の歴史における大きな節目となり、戦後の復興を象徴する重要な事件として語り継がれています。

デザインとの深い関わり



松屋は1955年に、優れたデザイン商品を取り扱う「グッドデザインコーナー」を新設します。これにより、日本デザイン界の先駆者たちとの連携が強まり、今日まで続くデザインに対する深い理解と評価が生まれました。

現代への歩み



2001年のリニューアルでは、「白い松屋」が誕生。高品質で多様なイメージを持つ白は、店舗を新たな時代へと導く象徴となりました。2006年にはLED照明を取り入れた外装が完成し、銀座のランドマークとして人々に愛され続けています。2019年には150周年を迎え、「デザインの松屋」を掲げ、今後も人々の生活を豊かにするための活動を続けています。

100周年に向けて



2025年に松屋銀座は開店100周年を迎え、その一環としてさまざまな感謝イベントが計画されています。これまでの歴史を大切にしつつ、新たな時代に向けて進化を続ける姿勢を示すこの特別展示は、松屋銀座の深い歴史と活力を伝える一幕となることでしょう。松屋がどのようにして日本の商業と文化に影響を与えてきたのか、その足跡を追いかけることができるこの機会をどうぞお見逃しなく。


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会社情報

会社名
株式会社松屋
住所
東京都中央区銀座3-6-1
電話番号
03-3567-1211

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