BlackBerry QNX、現代モービスの次世代デジタルコックピット・プラットフォームに採用
BlackBerry QNX、現代モービスの次世代デジタルコックピット・プラットフォームに採用
カナダのBlackBerry Limitedは、現代自動車グループの子会社であるHyundai Mobisが、同社の次世代デジタルコックピットプラットフォームにBlackBerry QNXを採用したことを発表しました。
現代モービスは、BlackBerry QNXの安全機能とセキュリティ機能を活用することで、同社のデジタルコックピットプラットフォームの安全性、セキュリティ、信頼性を向上させます。このプラットフォームは、デジタルクラスターやインフォテインメントシステムを含む複数の画面やコンポーネントと、安全性アプリケーションの豊富なエコシステムをシームレスに統合し、よりパーソナライズされた対話型ドライビング体験を実現します。
現代モービスのセールス事業部シニアバイスプレジデントであるSung-Hoon Lee氏は、「現代モービスは自動車メーカー各社を支援し、直感的でインテリジェント、かつ安全なテクノロジーを採用した未来志向の自動車を、可能な限り容易に実現できるよう取り組んでいます。BlackBerry QNXテクノロジーを当社の次世代デジタルコックピットプラットフォームに採用することで、両社が力を合わせ、ドライバーと同乗者のために、安全性、セキュリティ、信頼性を犠牲にすることなく、よりスマートかつ高度な技術に根ざした未来の実現を後押ししていきます」と述べています。
BlackBerry QNXの安全性とセキュリティ機能
BlackBerry QNXは、自動車業界の機能安全規格の最高水準である「ISO 26262 ASIL D」を取得しています。この規格は、自動車の安全システムに求められる厳格な安全基準を満たしていることを証明しています。BlackBerry QNXは、この規格を取得することで、自動車業界における安全性と信頼性を高めています。
BlackBerry QNXは、現代モービスの次世代デジタルコックピットプラットフォームに採用されることで、自動車業界における安全性の向上に貢献すると期待されています。
今後の展開
BlackBerry QNXは、トヨタ、ホンダ、BMW、ボッシュ、コンチネンタル、東風汽車、吉利汽車、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、ボルボなど、世界の主要なOEMメーカーおよびTier1サプライヤーから、ソフトウェア主導の未来の基盤として信頼されています。
BlackBerry QNXは、現代モービスとのパートナーシップを強化することで、次世代のインテリジェント車載テクノロジーをさらに進化させることを目指しています。
会社情報
- 会社名
-
BlackBerry Japan 株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂1-11-30
- 電話番号
-